何年か前まで、自動車3誌(CarGraphic、ルボラン、NAVI)は、ほぼ毎月買っていたものだ。
A-Carsもときどき買ったけど、なじみのところでタダでもらえることもあった。
ところで、以前CarGraphic誌で、かつてのCan―Amレース仕様のV8レーシングマシンの特集や
アメリカンモータースポーツ特集の記事があったとき、ちょっと読んだだけで内容にあきらかなまちがいを
いくつも見つけたので、他の読者のためにも二玄社編集部に連絡してあげたのだが、訂正記事を次号で掲載する
どころか、一度としてなんの対応も返事もこなかった。なにかのいきちがいだろうと思って、ときどき専門
分野でわかるところは、連絡して指摘をしたのだが、一度として対応はなかった。つまり、高い購入代金
を払った読者に間違った情報を発信しっぱなしでも、全然平気でいる姿勢なんだよなあ。ごくわずかな専門家
はだしの読者が、こうるさいことを言ってきても“そんなのカンケーね~そんなのカンケーね~”って連中なんだと、
はじめて思い知り、それ以来買うのはやめた。もう何年にもなるから、今の編集部は人も変わって、こんなことは
ないのかもしれないけど、日本国内最高峰の自動車雑誌がこのザマでは売れなくなって当たり前である。
同じことは、B5版雑誌で、一番売れていたCAR TOPでもあった。ここは、いくらかましで、電話が
かかってきてていねいに説明してあげると編集の下っ端の女の子らしいのが丁重に礼を言ってくれ、訂正記事を
載せますと説明していた。しかし、そんな訂正記事は一度も見かけなかった。
こんな読者を莫迦にした自動車雑誌出版界が、いつまでも流行るはずはないよなあ・・・・・・・・
ただし、同じ自動車雑誌でもNAVIやルボラン(安いのに本当にいい情報が随所にあった)は、内容
のレベルがそこそこ高かったから一概に総くくりでは言えないのかもしれないけどね。
会社も官庁も個人も同じかもしれないが、トップ集団で走ってるなんて自意識過剰になってあぐらをかきだす
と、傲岸不遜、他者軽視、てめえだけが正義みたいな、時々出食わすことのあるいかがわしい日本人に
なっちゃうのかもしれないね。
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