2009年6月11日木曜日

驚いた!道路が、がらがら!



 日曜の午後、久し振りで日帰り旅行してきた。
12時過ぎに出たのに、いつも通る近くの市(最近NHKのドラマで有名!)のいつも土日は、
混んでいやになるほど渋滞してるところが、意外にも最悪の曜日時間帯にもかかわらず、すいすい
走れた。いったいどうなっているのか?
 実は、火曜日も県庁所在地から夜帰るとき、混雑と皆とばすので有名な国道17号(片側3車線
信号間距離長い)も、ここ10年くらいでは、まず無かったような、すきかただった。
 やっぱり、ちょっと景気が悪いんでこうなのかなあ。

 しかし、80年代から道路事情を見てきている自分には、これまでの10~20年くらいが異常なん
じゃないかって思える。今でもおぼえているのは、バブル時代、東京多摩の生田橋を仕事で渡る
とき土曜の昼間2時間かかった。同じ時代、大宮から北池袋まで月曜の朝、車を返すのに朝一でも
これも2時間かかった。抜け道さえ渋滞していた。

 それから、バブルが過ぎ去り、90年代後半は落ち着いたが、97年の国内経済情勢最悪期を脱すると
どんどん日増しにまた交通量が増していった。このまま増えていくとまた、ドライビングが全然楽しくなく
なるなあと思っていた矢先、2002年の金融不況でまた交通量は正常値に戻ってくれた。
 しかし、その後あっと言う間に、好景気になって、猫も杓子も車で無駄走り・・・・・・時代に逆戻り
それが、2007年まで続いたって気がするんだけど、どうなんだろう?
 こんなことを言っていると、顰蹙をかってしまいそうだが、こんな道路状況こそ望ましいって思っている
人は少なくないだろうという気もする。
 07年までのひどい混雑、脇道からの直前進入(軽やSUV多し、バブル期は圧倒的に土建屋の
小型ダンプや建築、作業関係のトラックそれにヤクザもどきの連中のW126型Sクラスが多かった)
のろつく先行車、走行車線と並走して頭をふさぐ追い越し車線マイペース走行車等々、ずいぶん
減ってくれたことに、ありがたさを心から感じるのは不謹慎なのだろうか・・・・・・

 道の花々は、サツキの赤い群れの花からあじさいの雨を予感させる花々がとって代わろうとしてい、
くさ草の緑もついせんだってまでのもえいずる生命力の強さを感じさせる色合いから、心なしかしっとり
とした色合いに変わってきているのを実感した。
 天気がひさしぶりで、好転したせいかたくさんのこどものすがたを見かけた。自転車にのり、あるいは
友達と親たちといっしょに歩いたりしているのを見かけるのは、ほほえましいものだ。
 こんな落ち着いたドライビングを満喫できたのは、いつ以来だろうかと思わずにはいられなかった。





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