2011年1月3日月曜日

仕事始めに向けて・・・・・・

  明日からは、また仕事にもどらなくてはならない。年内みたいに朝から深夜までということには
ならないスケジュールなので多少楽かとは思っている。結局帰省もしなけりゃ、遠出もしなかった今年
の年末年始休暇。これでいいのか、とは思うけど。せめてなにか整理せねばと思う。やらねばなら
ぬことは山ほどあるのだし。本業もごぶさただし・・・・・


 ところで賢明な先人たちは生活の方向性や指針みたいなものにどっちつかずになったり、自分自身
を望ましいができれば入っていきたくないような作業に向かわせねばならぬ時、どうやっていたのだろう
かと思う。いやなこと、気の進まぬこと、しなくてもすむことをやらねばと思う時、いつも考える。
仕事みたいに強制力が働かぬと、進んでやろうとしないのは、私だけではあるまい。


 やっぱり自分自身に誇りと愛着を持つことが必要なんじゃないかと思う。自分自身と自分の生活に
愛着を持てねば、自堕落ななりふりになってしはしまいか。たしかに以前より、誇りと愛着を自分自身
に持てなくなってきている。どちらかと言えば、他人に求めているような気がする。本当は、まず先に
自分自身で始める必要があるのだろうに。


 ということで、明日からの日程の準備を開始だ。
日本には年始まわりという商習慣があり、実家の家業では正月の風物詩みたい
なものだった。あれをやってみたいものだと思うが、店屋の稼業でもないので無理
である。せめて創作の中で描出してみたいと思っている。


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年末になると商売をしているところでは、毎年たくさんの名入れタオル、もしくは手拭いを注文する。
また、注文聞きが連絡してくる。
親が、今年は何枚にしようかなどと相談していたのを思い出す。正月が終わると大量の名入れ
タオルや手拭いが個性あざやかにあったものだ。子どものころは、手拭いは貧乏な店屋が配るもの
と思っていたが、大店の老舗の取引先からもあって、不思議に思ったものだ。格式に従えば、手拭い
のほうが正統であろう。良き日本文化である。
この伝統はいつまでも残ってほしいものだ。

写真右:伊東市松原湯端町の伊東芸妓置屋協同組合(伊東旧見番、横田宏恵理事長)は仕事始め 2010.01.05

はじめてMR2に匹敵する性能のやつに出会った。

 少し前のことだけど、はじめてチューンドMR2に引けをとらないやつに出会った。相手は、白の
R34型の最終型のチューンドGTRだった。2速、3速で追いかけて詰められず、かといって、
離されもしなかったけど。
 レブリミットにあたってしまってまずったし、ウェットだったので4速勝負はこっちから降りた。
多分それでも160~170kmくらい出ていたのではないだろうか?下道でだ。落ち葉もけっこう
落ちていたし。それ以上やるリスクはやめておこうと思った。


 相手の方は、足回りも完全にやってるのか、レーンチェンジで先の方で見事なスワーブを
して見せた。おそらく200km前後出てたんじゃなかろうか?たいしたものだ。信号がしばらく
ないとはいえ、あくまで普通の下道である。しかもあのスタビリティー。さすが、4WDだ。


 向こうもさるもの、こちらが意識的に降りたのを知ってか、それからも必死になって引き離しに
かかる。だが先行車にひっかかったのをいいこことにこちらがだんだん詰めていた。4速勝負は、
ウェット、深夜、落ち葉と条件的に有利なことはない。だいたい直線番長勝負したところで、何になる。
でも3速限界加速でこのR34チューンドとどっちが上か、確認してみたいと思った。しばらく
先に行ってから次の信号までお互い全開にしてみたが、やっとなんとか、わずかだが詰めてやる
ことができた。もちろん追い越すまでには至らない。そうこうするうちに信号まで来てしまったし。
おたがいマシンを知りぬいてる者同士ならそれで十分だからである。これで、どっちが上か
わかる。ほんの僅差だけど。
その後は、R34君はもう2度と飛ばすことはなかった。隣に並んだとき見たら、メガネかけた
小柄な20そこそこのあんちゃんだったので、さもありなんと思った。追いかけるとき、先行車の抜きか
たが乱暴で、暴走族みたいな抜き方だったので、そんなところだろうとは思っていたけど・・・・・


 しかし、ちょっと見女連れか、ダチ連れかに見えた気もしたが・・・・・・それとも一匹乗り
だったか、あまりはっきりしないが・・・・・意外な「ライバル」君だった。チューニングカーマニア
なんだろうか。はじめて信号に並びかけてきた時も、スタートして行くときも挑発的じゃなかった
し、先行車抜きだけひどかったけど、あとはおしなべて走り屋的ではあった。
エクステリアもまったくド派手なエアロなんかなくて、ドノーマルみたいだった。


 でもなあ、もう2まわりもちがう若造くんと競うとは・・・・・・
できれば、ワインディングでこれくらいやれる相手に会ってみたいものだ。


 R34チューンド君は先行した際、でっかいマフラー出口のまわりに、触媒なしストレートをはっきり
示す黒煙カスがびっちりついていた。年がら年中、走り回ってちぎり勝ちの山を築いているのか。
ターボが回ったときに、周囲の大気を歪ませるようなすっごい響きを出していた。
おそらく最低でも1.4kgかけてる吸排気系+コンピューターチューンド(約480PS)
仕様だったんじゃないだろうか?あるいはタービン交換までやってるか?推定500~600
馬力クラスだろうと思うけど、それ以上ならたぶん負けていた。
 90年代に公式ゼロヨンに出てた時、普通のセッティングしかしてないR32GTR550馬力が、
高地で低μ路のコースで12秒台だったのを思い出す。MR2の今のセッティングが
12秒切れるか切れないか程度の実力だから、まずまず符号するとは思う。


その時のチューンドMR2のエンジンセッティングは・・・・・・
KKKタービンブースト1.2~1.3キロ
イン・アウト272°コンカム
クランク・ロッド・ピストンなどすべて9000rpmオーバー対応仕様
レブリミット設定8200rpm
エアコンレス・軽量化 1255kgくらい
決して直線番長は目指していない







並んできたときにも全然普通の車にしか見えなかったR34GTR。2.5GTーTってのを友人が
乗っていたが、まったく外見では区別がつかなかった。GTRエンブレム以外は。
R32~R34では、いちばん普通っぽい気がする。ただし、ノーマルでも340馬力前後出てるのを
ディーラーではお客に公然とセールスマニュアルを示しながら話していたので巷間知れわたって
いたが。

2011年1月1日土曜日

オールディーズシーン珠玉のガールズサウンド~ポニーテイルズ(1)~

 The Poni-Tails(ザ・ポニーテイルズ)というガールズグループサウンドは素晴らしい。
オールディーズの時代では、ロネッツやシュレルズ、ダイアナロス&シュープリームス、マーヴェレッツ
など、モータウン系を主とした黒人ガールズグループサウンドが全米を席巻したのだが、この
グループは東部の非モータウンサウンド白人ガールズグループだった。


 たしかにモータウンサウンドなどは、ガールズだろうがボーイズだろうが、情感あふれる
サウンドで50年以上たった今聞いても十分良さが伝わってくる。その後の音楽
シーンに多大な影響を与えたのも当然だと思われる。黒人たちの生み出すサウンド
は、どうしてもああもこころ揺り動かすのだろうと思っていたら、NHK BSで特集を
やっていて、どうも作詞作曲プロモーションなんかは、黒人ばかりではなかったようだ。
黒人ばかりでやっていたら、早くも行き詰って・・・・・みたいな話だった。もっとも
専制支配をしいたトップの人間的資質も問題だったかもしれないが。ともあれ、
黒人サウンドばかりに関心していると、他にすばらしいのがあったのを忘れて
しまうことになる。黒人系サウンドばかりが、あの時代のすべてではない。


 日本のウェブサイトでポニーテイルズを紹介しているのは、HPたったひとつだけだった。
あとは、向こうのサイトの翻訳だけだ。それもわずか1曲だけの紹介と成立過程の説明だけで
終わっている。そこで、この際、ちょっと詳しく紹介しようと思う。と言っても本国サイトを
参考にしているのだが・・・・・そう言えば、本国Wikiはメンバー出入りの名前が間違っている
のだが、誰か直した方がいいんじゃないだろうか?(専門HPはもちろん正確だったけど)
私が直すとすると、歴史的なことになってしはしまいか?なーんてね。


【ザ・ポニーテイルズ】
1956年
北東部オハイオ州郊外のリンドハースト ブラッシュハイスクールに通う、中上流家庭の
子女3人で結成される。学校のイベントや慈善事業で歌っていた。


1957年1月マイナーデビュー
構成メンバー
トニ・シストーン(リードボーカル)
ラヴァーン・ノバク(高音部担当)
カレン・トピンカ(低音部担当)


1958年メジャー契約(ABCパラマウント)
カレン・トピンカ脱退(音楽産業に深く関わっていた父親の勧め)
オーディションでパティ・マッケイブ(レジーナハイスクール)加入
(本国Wikiでは、ラヴァーン・ノバクと記載されている)


1960年活動停止
ABCパラマウントからは、1960年からの5年の更新契約が提示されたが、
3人は受け入れずに解散に至る。


 ということで、実質わずか3年あまりの活動期間に過ぎず、シングルもたった
12曲のレコーディングである。本国でもロックンロール時代初期のガールズ
グループと紹介されるが、正確には白人ガールズDOO-WOPグループとした
方がいいのではないだろうか。


 いろいろ調べてみると、なぜ活動期間がたった3~4年に終わったのか、
レーベルがなぜ5年提示したのか、など思いめぐらすといろいろわかってくるのだが、
それはこの次にしよう。


 このサウンドがもっと高音質の録音だったら、どんなかだったろうと思う人は
少なくないのではないだろうか?音程の幅の広い、転調をともなった難しい
スローバラードからポップでアップテンポなビートのきいた曲まで、よく10代の
少女たちが歌いきったものだ。女性合唱でこれほど美しいのは、他に70年代の
アバくらいしかないんじゃないだろうか?
 少なくとも当時のガールズグループサウンドとしてぬきんでている気がして
しかたがない。それにバックトラックのサウンドもすごく凝っていてこの時代が、
まさに彷彿としてくるような感じがしていて出色の出来であると思う


*下記選曲にあたっては、You Tube内で現在、もっとも音質がいい状態の
ものを選んでみた。したがって再生回数は、後発のため少なめである。
先行した投稿の音質が、あまり良くなかったので、こころあるファンが後から投稿
したものと思われる。


アップテンポな3曲~ポップ&ドゥーワップ本物の世界~
Seven Minutes in Heaven (1958)★
http://www.youtube.com/watch?v=SEJJxjhC5Z4
2 Come On Joey, Dance With Me (1958)
http://www.youtube.com/watch?v=88lQZbeT2AA
Early to Bed (1959)
http://www.youtube.com/watch?v=a5-Rw1ZzLuE




スローバラード曲~オールディーズナンバーの絶品~
Born Too Late (1958)★(メジャーヒット曲)
http://www.youtube.com/watch?v=TvFvPKPqCRg&feature=related
2  I'll Be Seeing You (1959)
http://www.youtube.com/watch?v=CiKqbnZxUSo&feature=related
 Moody (1959)
http://www.youtube.com/watch?v=L-2BijTD9i0
4  Before We Say Goodnight (1960)
http://www.youtube.com/watch?v=2d4UKnxKxTo


★は、あくまで音楽性においての個人的評価で








写真の出典:以下のとおり 
1)Doo-wop & rhythm and blues ,groups ,bands ,pictures, pics & discography
2)The ultimate lyrics site for golden oldies and  unforgettable evergreens
"as a non commercial use"


アリストの2JZ-GTEをチューニングするんだったら・・・・・

さて話題に入ろう。
ここからは、仕事でも本業でもない。好きな世界の話だ。

足に使っている、オークションで去年、中古の軽自動車より安く手に入れたJZS147型のアリスト3.0
Vなんだが、これまで関越でインプレッサStiを追い詰めたり、熊谷BPでこしゃくなバイク野郎3台を追い
まわしたりと中々の性能なのだと再認識している。これまでのところ、完全ノーマルながらパワー負けして
しまうようなことが皆無だ。それどころか全開をかけた時、ピックアップの良いストレート6独特の官能的で
気が遠くなっていくようなサウンドさえあってなかなか捨てたもんじゃない。
 前には、登攀路でのパワー感のなさやスロットルレスポンスの悪さ、過給してない時の力のなさなど、
とてもも欧米の大排気量大パワーにはかなわないと思ったけど。
日本で現在使う分には、十分すぎるくらいだという認識に変わっった。

 これだけポテンシャル満々なエンジンは、日本ではなかなか見当たらない。今後もあまり出ることは
ないだろう。少なくとも以前乗っていた、80年代後半に現れた最強エンジンの7MGTEエンジンなど
足元にもおよばない。でもまだ、先がかなりあるのがありありだ。チューンドターボに乗ったならわかる
ことだが、これでも万人向け安全範囲なのである。ほんもんのターボパワーはこんなものではない。そう
過給1バールを越える世界なら。

 ノーマルでは過給は、0.6~0.7バールだそうである。別に持っているチューンドMR2では、設定
さえしていないようなレベルである。やっぱりノーマルのまま、マージンを残しながらも能力を引き出して
みたい。

 ということで調査研究しているのだが、下がスカスカ立ち上がりも遅い、挙句の果てにMT化でもしな
けりゃ追いつかないT78ー33DやTD06-SH(実用でATでも下が多少ある最大のタービンらしい)
は意味がない。ピークパワーばかりとんがってサーキットでかえって遅くなるバランスを崩したエンジン
など要らない。サーキットは走らないだろうけど、ストリートの正常進化版というコンセプトで考えると、
ノーマルの長所である1500回転から低速ターボが効くシーケンシャルターボの特性を残したい。
燃費だって、スープラでさえ4~5kmと言われるようなタービン交換仕様にしてしまっては、ふだん乗り
はできなくなってしまう。なにせ仕事に行くときも乗っていくのであるから。むしろECUチューンをやること
で燃費を良くしたい。(ノーマル仕様のブーストアップのライトチューンなら、それが問題なく可能なんだ
から)

 こうして導かれた仕様が下記の内容だ。チューンドカーショップのチーフメカとも確認した。
2JZ-GTEブーストアップ仕様(ライトチューン)

装着パーツ
1フルコン(ECU)装着
 マインズVXロムなど、ただし新青梅街道のTOMs SPIRITではノーマルECU書き換えでも対応
 の模様(約16万円と高いが)
2ブーストコントローラ(1~2万円で手に入る)
3#8のプラグ(熱価が1番上がる、パワーアップによる熱量増大対策である)
4排気効率の高いマフラー フジツボのレガリスRマフラーなど

たったこれだけのパーツ装着と適正な現車合わせセットアップで、360~400馬力オーバーが狙える。
ノーマルの実用性のままだ。1.1バール前後で360馬力、1.4までかけると400馬力を越える。燃料
はこれくらいが限界で、瞬間的には到達しても、安定して出せるのは1.2が最高らしいけど。
 ともあれ夢のような性能アップだ。もっともエンジン個体の経年劣化状況により全然変わってくるとは、
ショップにも釘はさされてるけど・・・・
 いったいどんな性能になるのだろうか?

 でもひとつ気になることがある。それはマフラー交換でうるさくなってしまわないかということである。
MR2が爆音なので、こういうのもおかしいかもしれないが、やっぱりセダンは静かな方がいいと思うので
ある。アリストを含めて昔からトヨタの6気筒車、最近のV8など、エンジンがかかっていないかと
勘ちがいするくらい静かだと知られている。アリストとはいえ、例外ではない。280PSのパワーを簡単に
爆発できるのに、ほとんどクラウンなみに静かなのである。たぶんこういうハイパーセダンでは異例に
静かで大人しい鼓動じゃないかと思う。

 名の知れたチューナーなどに何人か聞いても、パワーを追求して小音はないと言う。しかし、アメリカン
V8のマッスルカーを買った人も隣近所を気にしてマフラーのタイコにグラスウールを詰めてるご時世
だ。(ショップではそれほどパワー落ちはしてないと言うが)そうは言ってもいられまい。そしてなにより、
もう歳なのかもしれないが、スポーツカーはいいが、セダンを爆音で乗る気がしないのである。
ここが今の悩みどころといえば、そうと言えなくもない。HKSからサイレントハイパワーというモデル
スポーツマフラーが出ているが、詳細に調べるとアイドリング時の近接騒音でさえ12dbくらいノーマルより
音が大きいというデータになっている。これでサイレントか?
加えてショップで確認してみると、それでは十分なパワーは引き出せないですよ・・・・と言う。
いったいどうしたものか?
 ライトチューンと言うと、世間ではノーマルの良さを100%近く残したまま、性能アップみたいな感じに
なっているが、そんなことはどうもなさそうにも思えてくる。やっぱり、ノーマルって性能を抑えられては
いるけど良くできているんだなあと思わずにはいられない。だいたいあんなコストのかかってなさそうな
マフラーで十分以上の性能を引き出し、ほとんど音を出さずにいるなんて、やっぱりメーカーでしかでき
ないことなんだろう。
 さらにその上を行きそうなMBやBMは、ノーマルに日本車よりポテンシャルを追求した仕様を設定し
ながら、あるいはそこからチューンしようが、たいして過激な変貌をしないんだから、もっとすごい、という
気がしないでもない。

【補足】
本屋の立ち読みチェックからスタート
チューニング可能な業者のリスト(高価なところは除外)

1㈱フレンズ 栃木県野木町(1200PSスープラのデモカーあり)
2C-ONE PRO SHOP 埼玉県東松山市(ラリーダートラ強し)
3TOM’s Spirit  東京都瑞穂野町(いわずと知れたトップレーシングチーム出身者が運営)
4Yellow Hat Motorsports 行田店(数々の箱レースで実績)
5ヨコハマスポーツ&レーシング(YSR) 東京都町田市(かつて名をとどろかせたトラムチューン
トヨタ車の実質的な制作者)
6テクニカルガレージカレア?(カレラ?)廃業?(チームミッドナイトメンバーズショップ)

400馬力程度じゃ、話にのってくれないってこともないんだろうけど・・・



写真は、借用したものです。そっくりですけどね・・・・・ここのサイトによれば、H7式3.0Vは10%
台しかないそうですね。(あとはNAの3.0Qばっかり)意外と生産台数少ないんですねえ。去年
(H21)買ったときは、まだオークションや中古で、ノーマルのいいのがありましたけど、ここんとこ
見てると、ほとんど出ませんね。もう最後かもね。後継のJZS161なら、欲しくないですね、個人的
にはね。