The Poni-Tails(ザ・ポニーテイルズ)というガールズグループサウンドは素晴らしい。
オールディーズの時代では、ロネッツやシュレルズ、ダイアナロス&シュープリームス、マーヴェレッツ
など、モータウン系を主とした黒人ガールズグループサウンドが全米を席巻したのだが、この
グループは東部の非モータウンサウンド白人ガールズグループだった。
たしかにモータウンサウンドなどは、ガールズだろうがボーイズだろうが、情感あふれる
サウンドで50年以上たった今聞いても十分良さが伝わってくる。その後の音楽
シーンに多大な影響を与えたのも当然だと思われる。黒人たちの生み出すサウンド
は、どうしてもああもこころ揺り動かすのだろうと思っていたら、NHK BSで特集を
やっていて、どうも作詞作曲プロモーションなんかは、黒人ばかりではなかったようだ。
黒人ばかりでやっていたら、早くも行き詰って・・・・・みたいな話だった。もっとも
専制支配をしいたトップの人間的資質も問題だったかもしれないが。ともあれ、
黒人サウンドばかりに関心していると、他にすばらしいのがあったのを忘れて
しまうことになる。黒人系サウンドばかりが、あの時代のすべてではない。
日本のウェブサイトでポニーテイルズを紹介しているのは、HPたったひとつだけだった。
あとは、向こうのサイトの翻訳だけだ。それもわずか1曲だけの紹介と成立過程の説明だけで
終わっている。そこで、この際、ちょっと詳しく紹介しようと思う。と言っても本国サイトを
参考にしているのだが・・・・・そう言えば、本国Wikiはメンバー出入りの名前が間違っている
のだが、誰か直した方がいいんじゃないだろうか?(専門HPはもちろん正確だったけど)
私が直すとすると、歴史的なことになってしはしまいか?なーんてね。
【ザ・ポニーテイルズ】
1956年
北東部オハイオ州郊外のリンドハースト ブラッシュハイスクールに通う、中上流家庭の
子女3人で結成される。学校のイベントや慈善事業で歌っていた。
1957年1月マイナーデビュー
構成メンバー
トニ・シストーン(リードボーカル)
ラヴァーン・ノバク(高音部担当)
カレン・トピンカ(低音部担当)
1958年メジャー契約(ABCパラマウント)
カレン・トピンカ脱退(音楽産業に深く関わっていた父親の勧め)
オーディションでパティ・マッケイブ(レジーナハイスクール)加入
(本国Wikiでは、ラヴァーン・ノバクと記載されている)
1960年活動停止
ABCパラマウントからは、1960年からの5年の更新契約が提示されたが、
3人は受け入れずに解散に至る。
ということで、実質わずか3年あまりの活動期間に過ぎず、シングルもたった
12曲のレコーディングである。本国でもロックンロール時代初期のガールズ
グループと紹介されるが、正確には白人ガールズDOO-WOPグループとした
方がいいのではないだろうか。
いろいろ調べてみると、なぜ活動期間がたった3~4年に終わったのか、
レーベルがなぜ5年提示したのか、など思いめぐらすといろいろわかってくるのだが、
それはこの次にしよう。
このサウンドがもっと高音質の録音だったら、どんなかだったろうと思う人は
少なくないのではないだろうか?音程の幅の広い、転調をともなった難しい
スローバラードからポップでアップテンポなビートのきいた曲まで、よく10代の
少女たちが歌いきったものだ。女性合唱でこれほど美しいのは、他に70年代の
アバくらいしかないんじゃないだろうか?
少なくとも当時のガールズグループサウンドとしてぬきんでている気がして
しかたがない。それにバックトラックのサウンドもすごく凝っていてこの時代が、
まさに彷彿としてくるような感じがしていて出色の出来であると思う。
*下記選曲にあたっては、You Tube内で現在、もっとも音質がいい状態の
ものを選んでみた。したがって再生回数は、後発のため少なめである。
先行した投稿の音質が、あまり良くなかったので、こころあるファンが後から投稿
したものと思われる。
アップテンポな3曲~ポップ&ドゥーワップ本物の世界~
1 Seven Minutes in Heaven (1958)★★★
http://www.youtube.com/watch?v=SEJJxjhC5Z4
2 Come On Joey, Dance With Me (1958)★★
http://www.youtube.com/watch?v=88lQZbeT2AA
3 Early to Bed (1959)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=a5-Rw1ZzLuE
スローバラード曲~オールディーズナンバーの絶品~
1 Born Too Late (1958)★★★(メジャーヒット曲)
http://www.youtube.com/watch?v=TvFvPKPqCRg&feature=related
2 I'll Be Seeing You (1959)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=CiKqbnZxUSo&feature=related
3 Moody (1959)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=L-2BijTD9i0
4 Before We Say Goodnight (1960)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=2d4UKnxKxTo
★は、あくまで音楽性においての個人的評価で
写真の出典:以下のとおり
1)Doo-wop & rhythm and blues ,groups ,bands ,pictures, pics & discography
2)The ultimate lyrics site for golden oldies and unforgettable evergreens
"as a non commercial use"
オールディーズの時代では、ロネッツやシュレルズ、ダイアナロス&シュープリームス、マーヴェレッツ
など、モータウン系を主とした黒人ガールズグループサウンドが全米を席巻したのだが、この
グループは東部の非モータウンサウンド白人ガールズグループだった。
たしかにモータウンサウンドなどは、ガールズだろうがボーイズだろうが、情感あふれる
サウンドで50年以上たった今聞いても十分良さが伝わってくる。その後の音楽
シーンに多大な影響を与えたのも当然だと思われる。黒人たちの生み出すサウンド
は、どうしてもああもこころ揺り動かすのだろうと思っていたら、NHK BSで特集を
やっていて、どうも作詞作曲プロモーションなんかは、黒人ばかりではなかったようだ。
黒人ばかりでやっていたら、早くも行き詰って・・・・・みたいな話だった。もっとも
専制支配をしいたトップの人間的資質も問題だったかもしれないが。ともあれ、
黒人サウンドばかりに関心していると、他にすばらしいのがあったのを忘れて
しまうことになる。黒人系サウンドばかりが、あの時代のすべてではない。
日本のウェブサイトでポニーテイルズを紹介しているのは、HPたったひとつだけだった。
あとは、向こうのサイトの翻訳だけだ。それもわずか1曲だけの紹介と成立過程の説明だけで
終わっている。そこで、この際、ちょっと詳しく紹介しようと思う。と言っても本国サイトを
参考にしているのだが・・・・・そう言えば、本国Wikiはメンバー出入りの名前が間違っている
のだが、誰か直した方がいいんじゃないだろうか?(専門HPはもちろん正確だったけど)
私が直すとすると、歴史的なことになってしはしまいか?なーんてね。
【ザ・ポニーテイルズ】
1956年
北東部オハイオ州郊外のリンドハースト ブラッシュハイスクールに通う、中上流家庭の
子女3人で結成される。学校のイベントや慈善事業で歌っていた。
1957年1月マイナーデビュー
構成メンバー
トニ・シストーン(リードボーカル)
ラヴァーン・ノバク(高音部担当)
カレン・トピンカ(低音部担当)
1958年メジャー契約(ABCパラマウント)
カレン・トピンカ脱退(音楽産業に深く関わっていた父親の勧め)
オーディションでパティ・マッケイブ(レジーナハイスクール)加入
(本国Wikiでは、ラヴァーン・ノバクと記載されている)
1960年活動停止
ABCパラマウントからは、1960年からの5年の更新契約が提示されたが、
3人は受け入れずに解散に至る。
ということで、実質わずか3年あまりの活動期間に過ぎず、シングルもたった
12曲のレコーディングである。本国でもロックンロール時代初期のガールズ
グループと紹介されるが、正確には白人ガールズDOO-WOPグループとした
方がいいのではないだろうか。
いろいろ調べてみると、なぜ活動期間がたった3~4年に終わったのか、
レーベルがなぜ5年提示したのか、など思いめぐらすといろいろわかってくるのだが、
それはこの次にしよう。
このサウンドがもっと高音質の録音だったら、どんなかだったろうと思う人は
少なくないのではないだろうか?音程の幅の広い、転調をともなった難しい
スローバラードからポップでアップテンポなビートのきいた曲まで、よく10代の
少女たちが歌いきったものだ。女性合唱でこれほど美しいのは、他に70年代の
アバくらいしかないんじゃないだろうか?
少なくとも当時のガールズグループサウンドとしてぬきんでている気がして
しかたがない。それにバックトラックのサウンドもすごく凝っていてこの時代が、
まさに彷彿としてくるような感じがしていて出色の出来であると思う。
*下記選曲にあたっては、You Tube内で現在、もっとも音質がいい状態の
ものを選んでみた。したがって再生回数は、後発のため少なめである。
先行した投稿の音質が、あまり良くなかったので、こころあるファンが後から投稿
したものと思われる。
アップテンポな3曲~ポップ&ドゥーワップ本物の世界~
1 Seven Minutes in Heaven (1958)★★★
http://www.youtube.com/watch?v=SEJJxjhC5Z4
2 Come On Joey, Dance With Me (1958)★★
http://www.youtube.com/watch?v=88lQZbeT2AA
3 Early to Bed (1959)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=a5-Rw1ZzLuE
スローバラード曲~オールディーズナンバーの絶品~
1 Born Too Late (1958)★★★(メジャーヒット曲)
http://www.youtube.com/watch?v=TvFvPKPqCRg&feature=related
2 I'll Be Seeing You (1959)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=CiKqbnZxUSo&feature=related
3 Moody (1959)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=L-2BijTD9i0
4 Before We Say Goodnight (1960)★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=2d4UKnxKxTo
★は、あくまで音楽性においての個人的評価で
写真の出典:以下のとおり
1)Doo-wop & rhythm and blues ,groups ,bands ,pictures, pics & discography
2)The ultimate lyrics site for golden oldies and unforgettable evergreens
"as a non commercial use"
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