2012年5月15日火曜日

アリスト3.0V初の大修理(1)

昨年夏、8月前にアリストのエンジン付近の異音が無視できなく
なって、それ以来乗るのはやめていた。しかし転職して始めた仕
事が勝手がつかめるまで余裕がなくて、しばらく放置してしまうこ
とになった。それが先月、大修理を施したのは、このあいだ書い
たとおり。その続きである。


最初、いろいろ調べた結果、バルブクリアランス不良ではないか
と思い当たった。タペット調整とかいうのが必要になる、あれであ
る。調べれば、調べるほど症状は文献に書いてあるのとそっくり
だった。
これには、最低でもシックスネスゲージという専門工具がいるが、
もちろん持ってない。なによりヘッドを開けなければならないので
かなり大掛かりだ。1日目で失敗しても、次の日に完了する車い
じりが最近できないでいるし。


そこで駐車場のすぐそばにある、昔からある、ただし一度も頼ん
だことはない堅い感じの民間修理工場に持ち込み、無料修理見
積もりをしてもらった。
故障診断は、Vクリアランスではなく、ウオーターポンプ故障らし
い・・・とのことで、部品代約1.6~1.7万円工賃2.5万円くらい
みてくれとのこと。工賃は、時間6000円だという。部品は、持ち
込みOK、工賃の見積もり金額は影響は受けないと説明を受け
た。けっこう良心的。いつだったか、うちは改造車はいっさい駄
目!と電話で断られたことがあったが、さすがに堅い商売を心掛
けてるらしい。事務所は、昭和30年代のお姉さんたちがそのまま
歳とって働いてるようなおばちゃんばかりだった。見てくれた工場
長は、50代なかばだったが、せがれなのか、雇い人かどうかわ
からない、以前もっとおじいさんの姿を前を通るたびに見かけた
が、引退してしまったのだろうか。


最近はともかく、1990年代くらいまでは車屋は部品持ち込みを
いやがったものだ。それは利益が減るからである。部品でも儲け
ているからだ。でも最近は、露骨にいやがる業者も少なくなってき
ている。世の中のすう勢だからと、受け入れるようになったのかも
しれない。


ということで、さっそくWポンプをネットで調べだす。あるある通販
で8000円弱であるじゃないか。これなら、全体修理で3万円くら
いで済むぞ・・・・・・・と思った。思って、あーよかった、よかった、と
思ったがつかの間、奈落の底に落されることになる。(ちょっと大
げさか)
(続く)


油圧クーリングファン

この映像は、他のサイトから借りてきた1JZーGTEクラウン用の油圧式Wポンプです。(油圧式の
場合はクーリングファンポンプを兼ねているらしいです。プーリーが1個で同軸上で回すのでしょう。
)車によっては、というか同じ車でも製造時期によって、油圧式Wポンプが使われていると今回は
じめて知りました。通常の機械式ポンプのガチ10倍の値段がします。リビルト、中古ほんとうにな
いです。いやになります。