これを聞くと、おどろく人も多いと思うけど、ノーマルならたぶん、8km弱だったろうと思う。
自分のは、いわゆるフルチューンドの車である。
タービン変更から、オーバーサイズピストン、コンカムと言われるハイリフトカム272度まで多岐にわたって
当時の(といっても10年以上前の)最先端チューニングが施されている。これをHKSのフルコンで、全部
作動させているので、ノーマルのコンピューターはいっさいかかわっていない。
これでは、普通燃費がいいはずが、ない。
事実、中古で買ったときからしばらく、普通 リッター5~6km、かなりいい環境の郊外路でやっと、7
kmというありさまだった。
それから、しばらくして自分でECUのリセッティングをやろうとしていたら、本当にリセットしてしまって
(データを消してしまった)、どうにもならなくなり、プロのお世話になって、フルコンの再打ち込みをやっ
てもらった。それで、やっとこさノーマルにやや近いレベルまで改善したというわけなのである。
現在は、市街6~7km
郊外・高速 9~10km
最高は、長野ビーナスラインまで行ったときの約11km
最近寒くなってからよく気づくのは、冷寒時の始動のことだ。燃料が濃くて、燃費が悪かったころに比
べ、かかりが悪くなったことはいなめない。普通のクランキングでは、だめなのである。ノーマル車が、寒
い朝でも一発始動!って最近では聞かなくなったが、少し前にはとても誇らしげに宣伝されたことが、あ
る。そう、昔のキャブ車なんかは、冬の寒い時なんかは、かかりがとても悪かった。
で、どうしたかと言うと、チョークを引くのである。チョークを引き、クラッチを切りながら、めいいっぱい
アクセルを踏んだまま、クランキングしてかける。これが、寒い日の儀式だった。そして、水温が低いとき
に走りだしてしまえば、やたらギクシャクしたものだ。
MR2も同じように、ただしチョークはないが・・・・・やってみた。やっぱり、うまく行った。それまで何度も
何度も、かからなかったのが不思議なくらい。
そこで考えてみるのだけど、フルコンには、こんな冷寒時のエンジンスタートなど空燃費のデータなん
か入ってないのだろうか。メーカーノーマルFコンには、あっても・・・・・・・・・
気温が、高い低いの時の空燃費って、ECUにそもそもデータが、あるのだろうか?
どうも、あるような気がしない。水温、油音のセンサー、そこからのデータは表示になるけど、どうも気温
データは、いくら試しても出てこなそう。
ということは、メーカーFコンが、コールドスタートが可能ってことは、たんに空燃費を濃いほうに振って
るからだけ・・・・・ということか。
なんということは、ない。濃くしておきゃ、コールドスタートOK、エンジンがやばそうな状況でもOKという
からくりなのね。うーん、これって、ちょっとごまかしみたいもんじゃないのかい・・・・・・・
ちなみに、アメリカ車のV8はキャブ車のころ、ほとんどチョークレスでクランキング可能。しかもオート
チョークなし。別に濃いほうに振った燃料でもなく・・・・あたりまえのように1分もせずに勝手にアイドリング
しだしている。これって、やっぱりすごいことなんじゃ、ないだろうか。
まあ、エンジンが、かかった時の爆音は。御愛嬌ってことで・・・・・・・・・・・
日本だけ爆音が騒がれるのかと思ったら、本国でも似たりよったりの模様。
MR2のエアを0.1kg上げて、2・5kgにしてみた。びっくりするくらい跳ねるようになってしまった。
しかも、今のダンピングレートでは、完全に合わない。
ノーマルパッセンジャーカーなら、こういうことは、まず起きないだろう。
MR2が、ロードカーでありながらレーシングマシンに近い性格を持っていることの証しだと思う。
それは、とりもなおさず、スポーツカーの名に恥じない証明でもあると言ったら、オーバーかなあ?
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