から出ているエネルギーである。
では、シャシダイやダイノは、どうなのかというと、変速機、ファイナル、プロペラシャフト、Uジョイント
、ドライブシャフト、ハブベアリング、ホイール、タイヤ等々を数々経てきた、エネルギーということになる。
その間には、摩擦損失や機械損失、熱損失等、数々発生する。したがってエンジンで発生したエネル
ギーは、タイヤに伝わってくるまでに相当減ってしまうということになる。それを「損失馬力」と言っている。
シャシダイ、ダイノで実際に計測されるのは、
計測馬力+損失馬力=修正馬力
修正馬力×環境補正係数=補正馬力
補正馬力×換算係数=換算馬力or推定馬力
ということになるのだが、修正馬力までが、まあまあ信頼に足る数字だとしても、最近は補正係数は、
数%でだいたい一貫してるからいいようなものの、90年代は10%を超えていたのもあったようだ。
また、一番の問題は、換算係数のことで、今のデジタル式ダイノでは、DIN表示換算 、JISネット表示
換算、??表示換算など自由自在なのだそうだ。それも換算係数は、まったく任意にとることが可能。
たとえば、ダイノは、シャシダイ(いい加減にかさ上げされてる類のことで、厳格にやればシャシダイ
でも厳しい数字が出る)の8割くらいしか出ないのが普通だからということで、
補正馬力までで、500馬力だったとしよう。
それを500馬力×1/0.8=換算馬力625馬力!!となってしまうということである。
誰が考えても、ダイノの方が125馬力も損失するなんて、おかしいと思わないだろうか。
ひどいのになると、係数を0.7で使ってるところもあるようだ。
ということで、シャシダイ、ダイノの数字いずれも過信するのは、全く意味がないことがわかってもらえる
はずである。あくまで、個体の性能検査に有効なのであって、競う類のものではない。
ちなみにF1で700馬力とか、Fポンで600馬力とか言ってるのは、まずまちがいなく動力計計測
だろうから、厳格にシャシダイやダイノに載せれば(載せられたらの話だが)、ずっと低い数字が出る
んじゃないだろうか。
いいHPがあるので、載せときましょう。プロのチューナー向けHPだそうですが・・・・・・
だいたい、私と同じことを言ってるなあ・・・・と思いましたが、どうなんでしょうか??
(ダイノテック社HP)
リンク連絡しようとしたけど、メルアドないしなあ、私、第一業者じゃないし、まあそこらへんは・・・・・・・
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