2009年11月5日木曜日

近くの航空自衛隊の基地について

 ときどきお世話になる仕事場の近くに、東京の空を西から守ると言われている自衛隊の基地がある。
11/3の航空ショーで有名なところだ。ここは、表向き住宅街が近いため戦闘機の運用は禁止されている
らしいけど、実際はよその基地から飛来した?機があるためか、結構戦闘機の離陸を見かける。
 大体、F4ファントムやF2なんかみたいな機影だけどよくはわからない。しかし以前横田から垂直上昇して
いくのを目撃したF15なんかに比べると、圧倒的に静かなのには驚く。F15は、近くに雷でも落ちたんじゃ
ないかと思ったくらいだった。ここの基地から飛び立つ機は、おもしろいことに全機、西に飛び出してから
バンクし東へ旋回していく。なんで秩父方面へ向かわないのだろう?もしかすると、米軍の横田空域との
関係なんだろうか。飛び立つときの機影は、圧巻そのものだ。中でも運用されていないはずの戦闘機の
発進がけっこうすごい。まるでバンクしながら離陸してきたんじゃないかと思えるほど、あっという間にバン
ク姿勢のまま飛び出してきて旋回していく。これだけでも結構見ものだと思うのだけど、ここらへんの人に
は日常の光景なのか、誰も見とれる人はいない。

 ターボチャージャー付き双発戦闘機P38の米陸軍、ナンバーワンエースだったボング少佐は、なんとか日
本機には撃墜されずに終戦まで生き延びてテストパイロットになったが、ジェット戦闘機のテスト中に事故死
して肉体は焼けて粉々になってしまった。ナンバー2エースの自信過剰の戦闘機乗りマクガイア少佐は、
公式には、日本軍機と交戦中に失速して墜落死となっているが、これはアメリカ人特有の負け惜しみの強い
事実歪曲で実際は、日本陸軍戦闘機“隼”と正面反航の態勢で撃ち合い、一撃のもとに全身撃ちぬかれて
即死したのが、ほぼ真相らしい。


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