久しぶりに書き込むことにした。ずっと、ほっといておいたのに、ときどきのぞいてみると、アクセスカウンター
の表示が上がってるようだし・・・・
の表示が上がってるようだし・・・・
最近、足に使ってるアリスト3.0Vの2JZ-GTEエンジンだけど、こりゃあまさに、日本的ギミックエンジ
ンの典型だという気がしてきた。ノーマルの3リッターターボは、7M-GTE以来だけど、一見、相当進
化してまるでNA5.5リッターみたいな感じに仕上がっては、いる。だけど、注意深く調べてみると、かな
り問題がありそうなんだなあ。それを書いてみようと思う。
しかしまあ、知ってはいたけど日本車のエンジンって、どこでも、またおそらく今日でも、こんなのと大差
ないということなんだろうか、わからないけど・・・・・・
まず、基準点をどこにとるかだが、メルセデスベンツエンジンを基準にする。それと、Fコン交換の
チューンドエンジン(吸気排気系程度)も。
<長所>
初期立ち上がりが、パワフル。1400rpmくらいから過給し出すので、SCなみ。
高速回転でも、音量が静か(7M-GTEでは、140kmくらいから音楽、楽しめず)。
2段目の高速側ターボがかかってからのパワーは、どうにか5リッター級。(ただし、アクセル深度の割に
伸びがない。)
直列6気筒独特の良さは、意外にも十分ある。特に加速時のなめらかさ。
ただし、BMWのような、力強い音、振動を伴った、色気はない。
<短所>
完全な非線対称形スロットルシステム。ごく浅いスロットル開度を維持してると、不自然にアクセルが
勝手に沈む!
上記のため、初期加速が、ドライバーの感覚より上回るため、望外のパワー感をもたらしごまかしてい
る。(ほとんどの国産車のノーマルエンジンが、該当するが)
結果として、フルスロットル時の速度の伸びの頂点が、ドライバーの感覚を下回る。・・・・が、おそらくほと
んどの一般ユーザーは気づきもしない。
エンジンの基本的パワーは、たいしたことない。急こう配のワインディングをパーシャルスロットルで上っ
て行けば、基本的なパワーのある車と比べて、一目瞭然。ギヤリングも、過給を前提にしてるのだろう
けど、過給を前提にした高出力だのみは、明らか。
初期加速は、5.5リッターNA320~330馬力級だけど、最終的には前にも書いたように、それほど
ではなくてやっぱり280馬力程度のフルパワーって感じがする。
問題は、異常な燃料消費である。この程度のノーマルパワーなら、市街7~8km、郊外9~10km以
上、行ってもよさそうだが、下手に乗ればその半分くらいしか走らないのでは?(自分のは、そこまでひ
どくない)ノーマルの燃調が、かなりリッチになってるとしか思えない。以前、聞いた話だが、メーカー
ノーマルでは、どんな状況でも壊れないセッティングにしてあるのだそうだ。たとえば、10%オーバー
の勾配の長~い坂道を、フル定員乗車で、ODのまま低速回転で走っているみたいなエンジンに過酷
な条件でも問題ないように。
とくにターボエンジンに対しての、日本車メーカーの気にしすぎる傾向は、かなりのものだと聞いたこと
がある。というのも、エンジンスペックは、上がったけども、それを常用するとか、ごく普通に使用するの
に必要なエンジンパーツの材質、強度やセッティング、燃調等々、備えていない・・・・つまり、そんなコス
トはかけていないらしい。
ということで、この3リッターターボエンジン、ノーマルのままでは、手かせ足かせをされたまま、竹馬に
乗って走りまわるようなエンジンである。
資金的に余裕があれば、Fコンチューンをやったほうが、ずっといい車になるだろうと思う。
多分、ノーマルそのままでの本来のポテンシャルは・・・・・
330~360bhp(過給0.8~1.0kg以内で)⇒十分5.5リッタークラスである。
(エンジンもタービンもそのままで1.2kgかけても全然問題ないそうで、その場合は、
400bhp前後、55kgmくらいとなるが。)
トルクは、48~50kgmといった感じかなあと思う。けっこうすごいポテンシャルだ。というか、
ほかにこんなエンジンは、ニューGTRや一部のレクサスを除けばRB26DETくらいしか
(エンジンもタービンもそのままで1.2kgかけても全然問題ないそうで、その場合は、
400bhp前後、55kgmくらいとなるが。)
トルクは、48~50kgmといった感じかなあと思う。けっこうすごいポテンシャルだ。というか、
ほかにこんなエンジンは、ニューGTRや一部のレクサスを除けばRB26DETくらいしか
ない。
もちろん安全マージンは、普通の使用状況で、ノーマルレベルと対等で。
Fコンのトップエンド版に交換なら、あと1割くらい、さらにパワーアップするんじゃなかろうか。(もちろ
ん、いっさいノーマルと同じマージンをとり、なんら犠牲にすることなく)
燃費は、市街でも8km前後、郊外高速は、9~12km
これが、本来出るべき性能だと思う。もっとも、ピークパワーの常用使用は、道路環境的にも物理的に
も無理で、瞬間的なものに限られるだろうけど。
なにも、車オンチがへんな使い方をしてぶっこわしてしまう危険をおそれるあまり、こんな情けないまま
にしておくのは、惜しいかぎりである。これなら、世界的に見ても、かなりすばらしい能力だと思えるのだ
けど・・・・・
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