やっと世の中が落ち着いてきた。コンビニは今週はじめの7日から品物がほとんどそろうように
なったけど、家の近所のスーパーや勤務先の近所のスーパーなど、どこいっても、多少品物
がそろうようにはなったものの、まるで旧ソ連時代のかの国のスーパーのように、棚によっては
がらがらである。
何度も書いているが、生まれてこのかたこんなのは見たことがない。不思議なことに品薄状態には
バラツキがある。早く手に入らなくなると思った、野菜などはなくならず、1~2日で米や肉、缶詰、
パン、納豆牛乳などが完全に姿を消した。現在でも、パンやヨーグルトはほとんど目にしない。昨日
久しぶりにドラッグストアで食パンを買った。今日初めて、近所のスーパーで久しぶりに納豆を見た。
レトルトのライスは一番高いのしか売っていない。RO膜水は、混乱をいやがってか使用禁止の
ままだ。
大学で過去のオイルショック時代の実証研究の講義を取った。この研究では、どんなパニックでも
2週間で復旧回復すると結論づけられていたように記憶している。なので、そのつもりでいたが、
今回は2週間では戻らなかったような気がする。80%以上の回復には3週間を要したのではないか。
そして現在でも完全には戻っていない。
さいわい震災前に所有車の多くに燃料は十分に入れてある状態だった。だから安心してしていた。
しかし日々、出勤時刻に1kmを超えるスタンド待ちの長蛇の列を見、深夜1時にさえ延々の長蛇の列を
見て、愕然とさせられた。甘かったかと思った。それでも、買占めやパニック買いだけはしないようにしよう、
最後の最後まで耐えようと思った。こんなときに貢献できることと言えば、そんなことしか今のところは
ないのだし。
3月の22日についに一番余裕のあったMR2のタンクが危なくなってきた。仕事柄、休日以外は深夜
しかゆっくり給油できない。22日の夜はどこも24Hスタンドがやっていず、スタンド銀座と言わ
れる16号線を20~30km走ったのに、夜中は1軒もやっていなかった。スタンドのやつらめ、
この機会をいいことにどこもかしこも店じまいして休んでやがる!と思わずにはいられない。
計画停電の影響も大きかったのだろうか、会社の事務所は、ほとんどそれまでひっかからなかったのに、
そのころは、毎日ほぼ予定時間マイナス1時間くらいの感じで停電が起こった。スタンドも協力して
いるというわけなのだろうか。
23日が休みだったので、昼をとって早々にスタンドに向かう。平日の真昼間というのに、どんなに
並ぶことになろうかと戦々恐々であった。しかし意外にも、1台待ちでスタンドに入れ、数量制限も
なく思う存分給油できてひと安心。店長に聞くと、今日あたりから品物(ガソリン・軽油等)はかなり
入ってきているとのことで、数量制限をなくしたとのこと。ということは、きのうまでは制限があったと
いうことか。
26日、こんどはアリストのタンクが危機的になってきた。もちろん入れればいいだけの話だが、
通勤経路のスタンドは少なくなったとはいえ、まだ渋滞しているし、夜は薄情にも、どこもかしこも26日
まではやっていなかった。警告灯が点灯したのは26日だったが、忙しくてスタンドに行けず、
ままよ、とそのまま出かけた。残量10㍑で、たしか点灯だから、少し走ったので7リッター残ってるとして、
大人しく走れば50kmくらいは持つはず。つまり計算上は、なんとか家路まではもつはずなんだが・・・・
でも、渋滞などのアクシデントが起きればそうはいかなくなる。休み時間に国道まで出て状況を
見てくると、ずいぶん落ち着いていて、近所のこれまで長蛇の列を作っていたスタンドでさえ数台
しか道路待ちしていなかった。なんとか、大丈夫か・・・・・深夜、仕事を終えて帰る。信号待ちなど
では、かならずアイドリングストップをした。なんとか目当ての三井系の安いスタンドまで
たどり着いたが、果たせるかな、もうしまっていた。こんな時に閉まってるとは!と憤慨しながら、
慎重にアリストを走らせる。もう、これからはリッター15kmくらい走るような車じゃなきゃ駄目だ、
生き残れん!とまで思う。家につくまで、何軒か高そうなスタンドはなんとか夜中でもあいているので、
ちょっと安心。最悪、ああいうところで1000円分くらい、いれて置けばひと走りくらいできる。
ということで、27日は休暇だったが、念のため26日の深夜、27日早暁前、1000円分をアリスト
に入れた。もちろんレギュラー。だが、なんとリッター150円!! すごいことになってしまったものだ。
ここだけが高いのでもないだろうけど、150円!とは。ハイオク161円。高すぎる。なんと言っても
高すぎる、これでは、アリストを満タンにするたび1万円では足りなくなる。1000円では、6.6リッ
ターくらいしか入らなかった。これからも、けっこう大変だ・・・・
27日の夜中近所のスタンドで給油して店長と話してると、ここも昨日から夜営業を再開したという。
今日は、24H営業を久しぶりに再開する予定だとのこと。震災いらい、16日ぶりか。半月以上かかった
ということになる。なんとかガソリンを含めパニック買いなどもせずに済んだが、なんとヒヤヒヤもの
だったことか・・・・・・
今の所有車で一番燃費がいいのは、意外にもチューンドMR2である。うまく走ると平均で8kmを
超えるまでになった。JUNオートメカニックで燃調を完全にやり直して、大枚かけて再マッピング
し直しただけのことはある。それまではリッター5.5km前後しか走らず、タービン全開時には黒煙
もうもう、アフターバーンや火吹きはしょっちゅうだったのが、音と低速の気難しさ以外は、ノーマル
レベルと変わらないくらいのドライバビリティーになってくれた。
今のMR-2は本当にすばらしい、実用にも使えるスポーツカーに仕上がったと思うけど、こんな
燃料パニックを経験してみると、レギュラーで15km前後走る(かなりすいてる道路だろうが)と言う
MR-Sが、気になってくる。
ライトウェイト、ぶんまわせる、ふりまわせる、オープン、いじれるみたいな車の根源的な楽しさを、この車は持っているような気がする。MR-2も十分その楽しさは備えているが、残念ながらオープンではなくTバールーフどまりである。不思議なことだが、MR-Sでオープンにして乗ってるやつに滅多に出会わない、またMR-2でもTバーはずして乗ってるやつに滅多に出会わない・・・・・・・まるで申し合わせでもしたように。たしかに面倒なんだよな。出し入れが。片方だけルーフはずして乗っているのは、まったくかっこよくはないが・・・・・・・けっこう気分爽快ではある。
なったけど、家の近所のスーパーや勤務先の近所のスーパーなど、どこいっても、多少品物
がそろうようにはなったものの、まるで旧ソ連時代のかの国のスーパーのように、棚によっては
がらがらである。
何度も書いているが、生まれてこのかたこんなのは見たことがない。不思議なことに品薄状態には
バラツキがある。早く手に入らなくなると思った、野菜などはなくならず、1~2日で米や肉、缶詰、
パン、納豆牛乳などが完全に姿を消した。現在でも、パンやヨーグルトはほとんど目にしない。昨日
久しぶりにドラッグストアで食パンを買った。今日初めて、近所のスーパーで久しぶりに納豆を見た。
レトルトのライスは一番高いのしか売っていない。RO膜水は、混乱をいやがってか使用禁止の
ままだ。
大学で過去のオイルショック時代の実証研究の講義を取った。この研究では、どんなパニックでも
2週間で復旧回復すると結論づけられていたように記憶している。なので、そのつもりでいたが、
今回は2週間では戻らなかったような気がする。80%以上の回復には3週間を要したのではないか。
そして現在でも完全には戻っていない。
さいわい震災前に所有車の多くに燃料は十分に入れてある状態だった。だから安心してしていた。
しかし日々、出勤時刻に1kmを超えるスタンド待ちの長蛇の列を見、深夜1時にさえ延々の長蛇の列を
見て、愕然とさせられた。甘かったかと思った。それでも、買占めやパニック買いだけはしないようにしよう、
最後の最後まで耐えようと思った。こんなときに貢献できることと言えば、そんなことしか今のところは
ないのだし。
3月の22日についに一番余裕のあったMR2のタンクが危なくなってきた。仕事柄、休日以外は深夜
しかゆっくり給油できない。22日の夜はどこも24Hスタンドがやっていず、スタンド銀座と言わ
れる16号線を20~30km走ったのに、夜中は1軒もやっていなかった。スタンドのやつらめ、
この機会をいいことにどこもかしこも店じまいして休んでやがる!と思わずにはいられない。
計画停電の影響も大きかったのだろうか、会社の事務所は、ほとんどそれまでひっかからなかったのに、
そのころは、毎日ほぼ予定時間マイナス1時間くらいの感じで停電が起こった。スタンドも協力して
いるというわけなのだろうか。
23日が休みだったので、昼をとって早々にスタンドに向かう。平日の真昼間というのに、どんなに
並ぶことになろうかと戦々恐々であった。しかし意外にも、1台待ちでスタンドに入れ、数量制限も
なく思う存分給油できてひと安心。店長に聞くと、今日あたりから品物(ガソリン・軽油等)はかなり
入ってきているとのことで、数量制限をなくしたとのこと。ということは、きのうまでは制限があったと
いうことか。
26日、こんどはアリストのタンクが危機的になってきた。もちろん入れればいいだけの話だが、
通勤経路のスタンドは少なくなったとはいえ、まだ渋滞しているし、夜は薄情にも、どこもかしこも26日
まではやっていなかった。警告灯が点灯したのは26日だったが、忙しくてスタンドに行けず、
ままよ、とそのまま出かけた。残量10㍑で、たしか点灯だから、少し走ったので7リッター残ってるとして、
大人しく走れば50kmくらいは持つはず。つまり計算上は、なんとか家路まではもつはずなんだが・・・・
でも、渋滞などのアクシデントが起きればそうはいかなくなる。休み時間に国道まで出て状況を
見てくると、ずいぶん落ち着いていて、近所のこれまで長蛇の列を作っていたスタンドでさえ数台
しか道路待ちしていなかった。なんとか、大丈夫か・・・・・深夜、仕事を終えて帰る。信号待ちなど
では、かならずアイドリングストップをした。なんとか目当ての三井系の安いスタンドまで
たどり着いたが、果たせるかな、もうしまっていた。こんな時に閉まってるとは!と憤慨しながら、
慎重にアリストを走らせる。もう、これからはリッター15kmくらい走るような車じゃなきゃ駄目だ、
生き残れん!とまで思う。家につくまで、何軒か高そうなスタンドはなんとか夜中でもあいているので、
ちょっと安心。最悪、ああいうところで1000円分くらい、いれて置けばひと走りくらいできる。
ということで、27日は休暇だったが、念のため26日の深夜、27日早暁前、1000円分をアリスト
に入れた。もちろんレギュラー。だが、なんとリッター150円!! すごいことになってしまったものだ。
ここだけが高いのでもないだろうけど、150円!とは。ハイオク161円。高すぎる。なんと言っても
高すぎる、これでは、アリストを満タンにするたび1万円では足りなくなる。1000円では、6.6リッ
ターくらいしか入らなかった。これからも、けっこう大変だ・・・・
27日の夜中近所のスタンドで給油して店長と話してると、ここも昨日から夜営業を再開したという。
今日は、24H営業を久しぶりに再開する予定だとのこと。震災いらい、16日ぶりか。半月以上かかった
ということになる。なんとかガソリンを含めパニック買いなどもせずに済んだが、なんとヒヤヒヤもの
だったことか・・・・・・
今の所有車で一番燃費がいいのは、意外にもチューンドMR2である。うまく走ると平均で8kmを
超えるまでになった。JUNオートメカニックで燃調を完全にやり直して、大枚かけて再マッピング
し直しただけのことはある。それまではリッター5.5km前後しか走らず、タービン全開時には黒煙
もうもう、アフターバーンや火吹きはしょっちゅうだったのが、音と低速の気難しさ以外は、ノーマル
レベルと変わらないくらいのドライバビリティーになってくれた。
今のMR-2は本当にすばらしい、実用にも使えるスポーツカーに仕上がったと思うけど、こんな
燃料パニックを経験してみると、レギュラーで15km前後走る(かなりすいてる道路だろうが)と言う
MR-Sが、気になってくる。
ライトウェイト、ぶんまわせる、ふりまわせる、オープン、いじれるみたいな車の根源的な楽しさを、この車は持っているような気がする。MR-2も十分その楽しさは備えているが、残念ながらオープンではなくTバールーフどまりである。不思議なことだが、MR-Sでオープンにして乗ってるやつに滅多に出会わない、またMR-2でもTバーはずして乗ってるやつに滅多に出会わない・・・・・・・まるで申し合わせでもしたように。たしかに面倒なんだよな。出し入れが。片方だけルーフはずして乗っているのは、まったくかっこよくはないが・・・・・・・けっこう気分爽快ではある。
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