ちょきを出す国の人がいるだろうか。
こんな習慣をつけてしまうと、お通夜や葬式の時まで、ついやってしまったりして・・・・・・
中小企業や中堅、大手などで、新卒採用ゼロが4割近くとか・・・・
数字だけ見ると、確かに悲惨だけれども、すべての企業が毎年、予定数の新卒を採用しているわけでは
ないし、応募可能枠の総数とかならずしも連動してないから、4割の新卒者が就職できないわけではない。
幸か不幸か、もうほとんど米国型の就業機会環境に近づきつつある現実から、これからは、これまでの
就職就社という考え方は、やめたほうがいいと思う。新卒者の1/3が、入社3年以内で退社している現実
をもっとドライに考えるべきだ。
今後は、職業意識を賃金獲得手段としてもっとドライにとらえるようなパースペクティブが個人にも企業
にも社会にも、国にも求められるようになるべきだ。たとえば、同一労働同一賃金制など、あるいは、
産業構造の転換などだ。
言いいかえれば、アルバイトパートの時間給を欧米なみに、あるいは正社員なみに増やしてあげる
トレンドが必要。あるいは、今後成長が望まれる環境ビジネス、新エネルギービジネス、市場への
供給が不足している、農林業、介護福祉分野、外食サービスなどに既存の企業あるいは新規参入しよ
うとする法人が、ビジネスモデルを構築しやすいインフラ整備が必要ではないかと思う。
たぶん、今はその過渡期に位置してるんだろうという気がする。
なにも、むかしの価値基準で就職など考えずに、とりあえずパート・アルバイトでもやりながら、自分が
一番取り組みたい分野を見つけてからでもいいのではないだろうか?
しかし、そのためには、今のバイトパートの時間給を欧米なみの2500円前後に引き上げるような社会
環境の変化も期待したいところだが・・・・
一般に日本のサービス業は、効率が悪いなどとステレオタイプに物言いされることがあるが、その一番
の原因は、サービス業就労者の賃金が、多くのパーセンテージを占める非正規雇用労働者により、
抑制されているからにほかならない。彼らの低報酬によって、廉価で質の良いサービスが、ふんだんに
供給されて、その恩恵に市民があづかっている。
人件費のめっぽう高い、ヨーロッパアメリカと比べれば、簡単にわかることだ。
最近TVに頻繁に登場する、勝間和代さんは、後輩にあたるが、そういうところが見えていない。
学校秀才、机上エリートの陥りやすいクセである気がする。
あまり、発信力の強力な人の発言を鵜呑みにしてしまうと、あとでまちがってしまったことに気づくことに
なる。
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