2010年3月1日月曜日

愛子の涙にはじまり、真央の涙に終わったバンクーバー

 用事で新丸の内ビルから神田方面へ歩いていくと、神田神保町交差点角の一番目立つビルのてっぺん
の看板に上村愛子のたしかTBCの応援看板がそびえていた。あらためて、上村愛子への日本中の注目
を感じた。TVで何度も特集が組まれ、どれだけ努力も苦労もしてきたか伝えられた。たぶん、見た人全員が、
彼女の金メダルを願ったことだろう・・・・・
 昨シーズン世界ランキング1位、これはオリンピックも、もしかしたら・・・・という気にさせてくれたが、残念
ながら4位に終わってしまった。
 しかし、なんとさわやかな涙顔だろう。怒って悔しがるわけでもなく、非嘆にくれるわけでもなく、まるで
普通の顔のまんまで、いっぱいの涙に顔が濡れていたのが、美しかったと思う。

 残念ながら、リアルタイムで見ることはできなかった、女子フィギュア決勝。帰宅時に、西武新宿駅のキオ
スクの店先に同じものが、何枚も垂れ下がっていたニュース速報ビラで「銀」を知った。
 家に帰ってから、ふたりのフリーの全部を見せてくれる番組を探したが、真央ちゃんのは見られたが、
とうとうキムヨナのフル演技を見せてくれる番組は、夜の9:30からずっと深夜2時過ぎまで粘っても、
ひとつもなかった。キムヨナの演技は、一部しか見られなかったけど、真央ちゃんのフリーの初めて見る
ような鬼気せまる演技からすると、なんだか得点差が開きすぎなような気がした。
 ショートプログラムを見たかぎりでは、キムヨナの方が、やや上だとは感じたが。
 

 やっぱり、いろいろあるのだろう。スポーツ報知には下のような記事も載っている。
それでも、フリーでは、真央ちゃんは、また一皮むけて成熟へと向上した気がする。キムヨナが、いなけ
れば文句なく金だったろう。
 大丈夫、大丈夫、悲観する材料などなにもない。今回は、キムヨナ選手のピークがシンクロしたのだ。
まちがいない。キムヨナが、先に女性としての成熟も選手としてのピークも早く迎えたということだけ。
 真央ちゃんは、まだ発展途中なんだと思う。
 これから、キムヨナはピークオフして行くのだろう。十分すぎるほどの実績と名声を残して。

 関係ないかもしれないが、世界的に活躍する韓国アスリートは、一発屋ばかりだ。長続きしない。
 ミッシェル・ウィーやプロ野球選手などその典型だし。それでも、頂点かそれに近いくらい行けるのは、
たいしたことだが。
 キムヨナは、もう成熟した体なので、これからは体重維持が辛くなるだろう。

 それにしても、インタビューに嗚咽をこらえて(単に画像をカットしただけかもしれないが)精いっぱい
応える姿には、次こそ「金をあげてくれ!」と思ったのは、わたしだけじゃなかったろう・・・・

 報知新聞にあった、ちょっと気になる記事
もしかして、金が動いたとかあるのだろうか・・・・男女にかぎらずの話だが・・・・・・
そうは思いたくないが。でも、得点差が開きすぎだよな~と思う。

開幕前には、米国のジャッジが技術点で荒稼ぎするプルシェンコの表現力に疑問を呈するメールを各国の
ジャッジに送ったことが判明。競技か芸術かの論争の中心に立たされただけに、不満が爆発した。自国開催
の14年ソチ五輪出場にも意欲を示す27歳は「4回転ルッツを跳べるようにする」と4回転にこだわる姿勢を
見せた。(スポーツ報知より抜粋)

表彰式で銀メダルを手に笑顔を見せる浅田=パシフィックコロシアムで2010年2月25日、須賀川理撮影

【映像は、商用としてでなく、あくまで公開中の個人ブログ掲載目的のみで使用した】

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