を売りまくった金融機関を高評価していた格付け会社や、恣意的な新規予定公共事業のB/Cデータを
算出しまくったコンサル会社の事例もあるから、実際のところはどこまで信じていいのかとは思うけど、世論
が、本末転倒にメディア報道に引きずられてしまうことも大いにあるから、あながち軽視もできないんじゃないか。
それに民主党が、次から次へと白日の下にさらしている、自民党政権下でおこなわれてきた政官業のイカサマ
まがいのやりくちを、こころよく受け止める人はあまりいないんじゃないだろうか。
個人的には、もう自民党はいいよ、たくさん・・・・・・って気がする。
私が、知ってる狭い範囲ではだが、自民党の代議士は多くが豪邸にお住いである。かたや、民主党の
方々は、ごく庶民的な木造家屋みたいなのに住んでいる場合が多い。もっとも前代表のように政治献金
?から別荘を建てた?みたいな噂がたった人もいたけどね。
さあて、ここからが重要だが、民主党政権になったら、自動車環境はどうなるんだろうか?
ということで、民主党マニフェストをちょっとのぞいてみた。
意外にも2007年版までしかないんだねえ。もうすぐ総選挙なのに新マニフェスト間に合うんだろうか。
ともあれ、自動車事情に限っていえば、こうなる。
一部大都市圏を除く高速道路の無料化の実施、ただし3年以内に実施。
多分この高速道路というのは、旧道路公団現在のJHが管理する道路に限ってであって、地方有料
道路は含まれないんだろうし、首都高や大阪環状なんかは対象外なんだろうなあ。それと出入り口の
増設も経済効果や地元の利便性の向上を目的に実施していくとのこと。
考えてみれば、この20年だけとっても道路関係支出ってのは、いったいどれくらい使われたんだろうか?
おそらく何百兆円って額なんだろう。それなのに、大金を払わないと高速道路を使えないってのは、とても
とてもへんな話だ。
民主党が政権をとったら、どんな日本になっていくのか、ちょっと期待したいものだ。しかしETC買っちゃた人や、
やたらいる各出入り口の公団事務所職員とかのコストとか、どう解決するんだろう。結構もめるんだろう
なあ。衝突をさけるのが日本的政治決着だったと思うけど、民主党は既得利権との衝突にひるまず
やっていけるだろうか。また、へんな判官びいきが、ときどき主導権をもってしまうことがなきにしもあらず
の国民性から生まれる世論が、ちゃんと感情論に流されずにいられるだろうか。
それならいいんだけどね。
早くタダで長距離旅行してみたいなあ。
I wish I could do entirely free Grand Touring.
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