2009年11月19日木曜日

MR2のフォグランプを交換

  ネットオークションで手に入れた、フォグランプをやっと取り付けた。ネット上に公開されている個人のHPを
参考にやってみた。メインランプ交換に比べると、けっこう難しい。もし、これからやろうと考えている人で
フォグ交換をやったことがなかったり、機械いじりが苦手な人は、自分でやるのは、よしたほうがいいかもしれない。
 こういった作業の経験者なら、ぜんぜん問題ないだろうけど、それ以外ならけっこう苦労する。

 HPには書いてなかったが、2箇所で止まっているビスが、かなり奥にひっこんでいて、とても照明なしでは、
見えないので、メカニックが使うようなポイントライトもしくは懐中電灯が、絶対不可欠だ。

 1日目、作業場にライトを持っていかなかったので、15分で中断になってしまった。

 2日目、  天気は快晴だが、例によってビスは見えないので、懐中電灯で中を照らすが、車を置いた
      位置が逆光になっていて、とても見ずらかった。なんとかビスの位置を確認して、ネジ山の
      角度と+ドライバーの山を合わせるようにそろりそろりとドライバーを合わせていくと、何度目か
      で完全に山にはまったらしく簡単には回らなくなる。もし難なく回るようなら、なめている可能性
      が大。何度か、慎重に力をかけてまわし試しをして、大丈夫と思えてから、一気に力をこめて
      回すと、ビスは回ってくれた。ここで驚くのは、ビスが外れるまでにかなり回すことで、おおよそ
      30回転前後だった気がする。左右片方2箇所ずつ、合計4か所を外せば、ぐらついて、固定
      は解除される。配線部分が穴にひっかかっているので、ここを慎重に取り出す。これでフォグ
      一式の取り外し終了。

        ビスは左右とも中央よりのビスの方が、ドライバーを差し込みにくく(角度的にクリアランスが
      ほとんどない)、またとても見えにくいので苦労する。ここで適当にやるとたぶんビスのネジ山を
      傷める。さて、ランプを取りだす作業へ・・・・HPでは、コネクタを外しているのだけど、自分の
      は、かっちりしまっていてなかなかはずれないので、問題なかろうと外さず、配線からぶらさ
      がったまま、やってしまうことにした。(注:通電してる場合は、感電危険あり!)ランプBOXの
      蓋をまわし、ランプ本体を固定している金具のフックまでたどり着いたが、ここでつまずく。どう
      しても外れない。どうして外すんだろうと悩んでマイナスドライバーで金具をひっぱっていると、
      なんのことはない、上下をはずすんじゃなく、ド アみたいに開けるやり方だった。

        わかってれば、簡単だけど、知らない人にはかなり難問。HPの筆者もここで、かなりてこ
      ずったとのこと。交換して固定までいったが、なぜかカタカタして固定せず日没で中止。


 3日目、 最終固定をめざす。ビスと穴は完全にあってるのに。回していくと、あるところで止まってしま
      う。ビスと穴にパーツクリーナー、556、さび止めスプレーして、今度はフォグを持ち上げなが
       ら、ライトで照らしつつドライバーの先端に突き刺したネジとねじこむ箇所の穴の位置を確認し
      ながら、合わせていき、いったんねじ込みで止まったはずのところから、さらに力いっぱいで回
      したら、不思議に回って固定するとこまでいった。(フォグ本体を持ち上げ気味に上に向かせ
      ながらやるのがポイント)
       しかし、一度止まるとこがあってからさらにねじ込めるとは、やってみないことには全然わから
      ないもの。おまけにかなり力を入れたためか、けっこうネジ山に影響が出ている。(ネジ山がな
      めはじめている)次やる時は、交換が必要か。けっこう特殊形状だから、なかったりして・・・・・・

    補足: このビスを止めるには、いったんフォグ本体を固定位置に手で合わせてから、ライトで穴を
        確認しつつ、+ドライバーのさきっちょにネジをさしながら、穴までもっていくような芸当をし
        ないとうまくいかない。
******************************************

必要工具等・・・・普通誰でも持ってるようなものでOK

   HPで紹介していた必要工具:+ドライバー2~3本  ⇒ サイズ、長さが合ってれば、1本で
                                             大丈夫。

   HP紹介以外に必要な工具:ポイントライトもしくは懐中電灯(晴れた昼でも必要)
                    マイナスドライバー(ランプ本体を止めてる金具をはずすとき有効)


交換してみて・・・・・・

  さすがに5500K、125Wは、半端じゃない。降りてみると、まぶしいくらいな明るさ。とくに近くの見え
方は、一変した。一度対向車からハイビームを浴びかけた。ちょっと昔ならパッシングライトの嵐だったろうか・・・・

  これからは、できるだけ乱用しないことにするか・・・・・
  普段は、なるべく使わないように。

【納期12月上旬】ウイングファイブ ハロゲンバルブ Wing-V WFB-123 H3C スーパーホワイト 5500K



2009年11月12日木曜日

夏目漱石の後期3部作をめぐって

 「行人」を最近読んだ。かなりの大作である。400ページオーバー。しかしながら新聞連載だったということもあって、
いやまあ区切りよく、規定分量で毎回毎回書き上げているのには、ただひたすら恐れいるしかない。それも
きちんと筋が展開して、また次へと進む期待を持たせながら・・・・・いや、すごい。こんな作家他に知らない。
いや、いるものか。まるで書き下ろしのような書きっぷり。こういう芸当ができるのは、漱石以外、ちょっと思い
当たらない。最近、漱石代表作のひとつ「こころ」に対する誰かの評価を読んで、ずいぶん久しぶりに読み返してみる
ことにしたのだが、ついでに中後期の作品「彼岸過迄」「行人」「虞美人草」「硝子戸の中」をピックアップして
みたのだった。もう20年も前に「こころ」は読んでいるが、今回あらためて読んでみて、登場人物との相対的年齢
が逆転したこともあり、まったく別の作品と思えるほど印象が変わってしまった。

 とくに冒頭で先生と出会う海岸での描写など、サガンの「悲しみよこんにちは」の中の海岸描写と相通ずる
美的印象を持っていることや、先生が実はそれほど「私」とは年齢の異ならないにも関わらず、先生と「私」
のような、ちょっと現代ではまったく見られなくなったような濃密な交友関係を成立させていたということに、
古き良き日本が持っていた、今ではほぼなくなってしまった「なにか」に対して感じるところがあった。
 正直以前読んだときは、名作名作と言われるけれど、それほどでもないなあ・・・という気がしたが、今回は、まったく一変した。

 というわけで、はからずもその言葉さえ知らなかった、後期3部作を読むことになったのだけど、「彼岸過迄」は、
名作にきわめて近い名作、惜しむらくは、やや焦点が定まっていない人物フォーカスさえもう少しなんとかなっていたら・・・・
というものであったけど、「行人」は、「彼岸」をさらに上を行く作品だった。
 随所に名文が散りばめられ、ただただ感心しきりだった。しかし、こんなすばらしい展開をどう最後にまと
めるのかとだんだん読み進めながら考え出していたところ、残念ながら最後の最後で、兄と一緒に旅に出た
兄の友人からの手紙の段になって、まったくの個人的見解だが、質的に低下した気がしてならなかった。
兄の友人の手紙内容の性格・言葉が、どうしても「二郎(弟である主人公)」とだぶってくるのである。うーん、
こりゃあまずいぞ、漱石さん!なんとかしかきゃ・・・・と思っていたら、それに気づいてくれたらしく??しばらく
先に行って別の人格設定に直したようだった。しかし、それにしても手紙が始まる冒頭から10段くらいは、
それまでの水準の高さからすると、びっくりするくらいの陳腐ぶりなのは、いったいどうしたことだろうか。それでもなんとか、
それまでの水準を大きく崩すことなく終えるのだが。残念ながら、著者本人にとっても、不本意なまとめかたでは
なかったかという気がする。

 そもそも、後期3部作は、証言形式で終わるもの1編、手紙形式で終わるもの2編と、安易なまとめかたをしているとは
言えなくはないだろうか?冒頭から前半、中盤にかけてのすばらしい盛り上がりを思う時、もっとやり方があった
んじゃないかとも思うのだけど。
 やっぱり、健康上の問題も大きかったのだろうか。「行人」の解説を読んでみたら、どうも最後の「塵労」とその前までの間に
病気で5ヶ月もの中断があったとあった。こんなことも影響しているのか。それとも単に思いすごしか?
私にはそう思えたのだけど、他の人は感じないものであろうか?


 まあそれとは別だけど、なぜか「塵労」のなかの前半部分の文体をながめていたら、こころなしか、村上春樹作品の
文体に似ている気がしてきたんだけど、これも思いすごしかなあ。
 

2009年11月11日水曜日

お前ら!バレなけりゃいいのか?身に危険がおよばなければ、なにをやってもいいのか?


 ここのところ、風聞に聞いたり、実際に出くわしたりする人たちで、どう考えてもそぅとしか思えないようなことがある。
たとえば、個人情報保護法についてだけど、ネット掲示板などに書き込まれているとおり、人事の採用にあたっては、
必ずしも守られていない・・・・いやそれどころじゃない。建前上、個人情報は保護されているのだから・・・ということを
隠れ蓑にして、あることないこと問い合わせてきた先に“密告”しているらしいというのだ。それもきわめて悪意に近い
表現で・・・・そんな書き込みを目にしたとき、色々思い出すことがあった。以前勤めていた先が、親会社の方針で
M&Aに応じ被買収になったとき、幹部クラスは当然お払い箱になったときのこと。会社は、日本の旧体質そのものの
会社を米国大手資本が買収してできた会社だったけど、買収してから入社した社員と元いた残党派とのあいだの
確執はけっこうなものだった。それからしばらくは、とりあえず彼らは表向き進駐軍たる買収側には従順を装っていた。
しかし買収した親会社が、思うような経営ができないと知り、撤退方針と決まってから、まだ実行に移されていないうち
から残党たちばかりが出世、栄典するようになった。しまいには、彼らは新たに買収してきた側にすりより、新たな
忠実な犬となったのである。

 私を含め本社の大勢が旧進駐軍ということで、職を失うことになったのだけど、それはそれでいい。ただ
許せないのは、きわどいコンプライアンスがらみの情報をふんだんに持っているヘッドクオーターの人員を狙い撃ち
にして、同業界から閉め出しを図ったとしか思えないことだ。(事実、HQ中枢部にいた人間は私の知るかぎり
業界には一人も残れなかった。)周りには、女性でも米国のMBA取得者などざらにいたし、なにより会社の方針
として日本のトップクラスの頭脳を集めるという理念のもと、到底他社には望むべくもないような人材の集積があった。
もちろん、新たに採用された、いわゆる進駐軍派だけど、旧体質な業界を変えようという意気込みは強く、キャリアの
割にはたいしたことのない年俸で頑張っていた。しかし、ことあるごとに足をひっぱったのが、残党派だった。
業務知識が多少勝っているからと言って、経営側から重宝がられ、さまざまな意思決定の場面で妨害に等しい行為を行った。
彼らの特長は、なにか新機軸を打ち出そうとすると、自分が属する残党派からの提案だと、まるでYes Man
なのだが、進駐軍派から、もしくは被管理職員側からのそれだと、必ずNoといい、Noの理由を必死で血眼で捜し
出し並びたてるようなまねを横の連携をとりながら、やったのである。

 こういう彼らの態度を日頃見せつけられるにつけ、いったい彼らの精神的性向をどう表現したら、正確
かと考えたことがある。そのとき思いついたのは、「理屈っぽい、一見理論的な答弁や説明、反論はするが、
内実内面は、きわめてエモーショナル(感情的、情動的)なやつらなのでは・・・・・?」という見方だ。
 まるで最近やりだまに上がることが多い、官僚の体質そのものだと思えなくないだろうか。

 正直言って、表沙汰になれば会社への評価を大幅に下げることになるであろう不祥事などはいくつか
知っている。中には、きわめて悪質な詐欺行為や人の生死にかかわる疑惑も事実ある。
 それなのに、建前ではコンプライアンス、コンプライアンスと念仏を唱えながら、そこそこの線で手打ちをして揉み
消しを計った上、知りえた立場の人間を業界から追いやるとは、なんたることであろうか。
 よほど警察にでも駆け込んでやろうかと思ったが、会社との契約上、退職後も守秘義務が5年課される上、
転職活動に意味もなく忙しく(先の影響が大きいと思われる)、余裕はなかった。そうして会社は、旧日本社から
引き続いてきた醜聞情報の拡散の防止を図ったと思うのは考えすぎだろうか・・・・(続く)

  
 

2009年11月10日火曜日

ヤフーオークションに最近、はまってます。

ヤフーオークションに最近はまっている。こんな便利なシステムを一度覚えてしまうと、もうやめられない。
 なにしろ安い!欲しい品物が幅広く見つけられる・・・・・・
 ネット通販やオークションでは、取引の危険性が心配する向きも多いけど、ヤフーの場合は評価システム
が機能してるし、出品者側は身元を一応、公開しなけりゃいけないので、一応のリスクヘッジが成立してい
る。それでも噂によると、IDを10以上持っていて競り値をつりあげたり、自作自演の評価書き込みをやって
る業者もいると、ある出品者から聞いた。だから、まるっきり手放しで安心というわけにはいかない。ある
程度の洞察力をもって取引をする必要がある。とはいっても、そんなのは別に一般的に物を買うときだっ
てあるわけだから・・・・ちょっとした注意力で防げるのではないかなあと思う。


 最近、ネットオークションで手に入れたもの

 MR2用 フォグランプ H3Cタイプ 
       スペック:5500K(ケルビン) 55W(ワット)仕様 ⇒ 125Wの明るさ
       980円(送料240円)
       *ケルビン・・・・・・・この数字が大きいほど、青っぽい色になる。

    経緯: ヘッドランプが、半年前これまた右側が球切れとなり、流行りの青っぽい明るいランプを
        探していたら、高いのは8000K以上とかで2万円もする。そこで、そこそこ青っぽくて
        (5000K)、実用性の高い(ロービーム180W/ハイビーム140W)をホームセンターで、
        たしか1780円で買って自分で取り付けた。しかし別のディスカウントではもっと安かった。

         そして右フォグランプ球切れ発生。ヘッドランプが、こういうスペックのをつけてる関係
        で最低でも5000K以上で、110Wパフォーマンスのを色々探したが、フォグランプそのも
        のが、あまり売られていない上、H3Cタイプなど1~2種類はいい方で、おいていない大型
        ディスカウンターもあるくらい。そしてやっぱりオートバックスは高いし。結局、ホームセン
        ターでは、3800K、110W 1380円くらいしかないので、物足りずネットオークションで落
        とすことになった。イーバンク口座を使っての振込OKだったので、日曜日などを使ってや
        りとりができて、きわめてスムースに手に入れることができた。今度の週末、取り付け予定。

コルベット用ワイパーブレード アタッチメント付きワイパーブレード(ゴム交換ではない)左右1組
                   なんと1100円!

    経緯: 純正ゴムが劣化して切れた。ブレードの塗装が剥げた。米国製品の特長として、きわめて
        耐久性が高い、くわえて最後の最後まで中々品質落ちが少ない、そのためかいきなり壊
        れる!・・・・・・オートバックスでBOSCHブレードの特売をやっていた時、あらかじめ購入
        していた(左右一対で5000円弱)ので、取り付けようとすると別売のアタッチメントが必要
        と判明、同店に2個200円で発注、やがて届く。

         再び取り付け作業、しかしアタッチメントとブレードのフックになる、かませる横棒状の
        部分とサイズが合わない!ちゃんと車種別照合表で確かめた。ましてやブレードもアタッチ
        メントもどちらもBOSCH製なのにだ・・・・

         よほどクレームでも出そうかと思ったが随分前に買い置きしてあるのだし、なんとか加工
        してくっつけようかと結束バンドで締め上げ、アタッチメントを無理やり固定した。
        しかし、今度はエンジンフードにワイパー停止時に格納されなくなってしまった。また、
        フード格納状態から作動させようとすると、ワイパーがひっかかり出てこない!
         コルベットや欧州の高速車などは、停止時はワイパーがフード下に格納されるように
        なっている。

         ためしに加工後の作動を確認すると、十字に締めた結束バンドでも、徐々にずれが
        発生してきて、最悪ブレードが外れてしまう可能性が出てきた。というわけで、なるべく雨天
        では乗らず、はからずも雨にたたられた時は走行スピードを落としながら、走行状態のまま
        フードオープナーを引っ張って、ワイパーを動かす始末だった・・・・・

         また高いブレードを買うのもバカバカしいので、オークションサイトを確認していたら、こん
        ないいのがあったという次第。とりあえず、バカ高い値段で買ったBOSCHブレードがもっ
        たいないので、どうしようもない不具合が生じたときのスペアとしてストックする。

*余談
      よく行くオートバックスで気づいたのだけど、夏が終わったころからレジカウンターの女の子
     がいつ行ってもまったくいなくなってしまった。去年、おととしあたりから、若い女の子に加えて
     50代のおばちゃんも混じるようになっていたので、「へっー・・・・・」と思っていたが、それどころ
     ではないようだ。レジに人がいないことも多く、ひどい時はメカニックが裏から出てきて対応して
     いる。また、つなぎを着たわけの分かんない(事務手続きを良く知らない)若いのがチンプンカン
     プンで困ってしまう。
      たしかに以前ほど、お客は入ってないしバンバン品物が売れてるわけでもなさそうだ。それ
     にこころなしかオイルなどの値段が上がったように思う。

      経営管理部門などに携わった時の経験からすると・・・・・人件費コスト削減、本部若手正社員
     の無料奉仕&応援、客単価向上を図った売れ筋商品の上代アップ・・・・という気がしてくる。
      そして、それでもコストオーバーなら・・・・CLOSEDが待っている・・・・・
     いつもオイル交換など(前持っていたソアラアクティブサスや今回のMR2チューンドは、オイル
     交換にうまい人でも1時間、それ以外なら1時間半以上かかる)お世話になっているだけに、そう
     ならないことを切実に願っているのだが・・・・・
      示している徴候は、ほぼ間違いなく不採算かつ赤字店舗のそれにちがいなさそう。

     ホンダ、トヨタのF1撤退、これまで大渋滞を起こしていた渋滞メッカの道路や地方のロードサイド
    型郊外店のある国道の走りやすさを目の当たりにすると、ここ数年が時代の分かれ道にきている
    気がする。それは、自動車関係にとどまらない。地方では、土地に買い手がつかないという。 
     もしかすると、この国は総合的に国の規模が縮小時代に入ってきているのではないか・・・・・
     もう以前のような人や物の頻繁な往来や出流入、バカ景気?の時代は二度と戻ってこないの
    かもしれない。
    とはいっても別の見方をすれば、パラダイムシフトが起きているだけだとも言えるわけで、その
    ベクトルさえ理解できれば、それほど心配はいらないとも言えなくもなさそう。でも、おそらくほとんど
    の人は、考える暇さえないんじゃないかなあ・・・・・

 
 けっこう似てますが、人の車の映像です・・・・・・ホイールとタイヤ(自分の:ネオバAD07)、マフラー
(デパーチャーⅡ)、車高(115cm)、エアスクープインテーク以外は、外観そっくりですけどね。

2009年11月9日月曜日

CAR BEAUTY PROからメールが来た。

 CAR BEAUTY PROからメールが来た。シート下の汚れがひどいです!ので、前後シートを外し
てクリーニングするので、脱着工賃5250円追加になります・・・・・・だった。
 写真つきで見てみると、なんかシートわきからドリンクか何かをこぼした跡が、何筋か残っていた。
そしてマット裏まで、写っていたから、下まで行ってるのかもしれない。映像だけでは、判断できなかった。
 中古の軽自動車より安く手に入れたアリスト3.0V、距離は行ってるが、その割にしっかり感は残ってるし
なによりエンジンが快調なので、素材としては十分だと思った。でも、長年の汚れが堆積して、また喫煙車
だったこともあり、雨の中でも窓を全閉できないほど。革なら、市販のクリーニング剤でも十分、汚れを
取れるけれど、ファブリックなどの布素材では、表面だけ拭いてもどうにもならない。中まで浸透してしまっ
た汚れや臭気は、プロにかきだしてもらわないとどうにもならない。
 ときどき、中古車なのにまるで新車のようなクリーニング状態の車に出くわすことがあると思う。ああいうプロ
ショップの最右翼が、CAR BEAUTY PRO。だいたいが、看板をもらって個人営業している
のだそう。キャンペーンで、36750円という予定だったのだけど、結局42000円になってしまった。
 それでも1週間以上かけて徹底的にやるそうだ。
 でも、まさかかかりきりじゃないでしょう?それじゃ、いくらなんでも食っていけないし。
 入庫した日、外装のガラスコーティングしたプジョー307CCが帰っていった。聞いたら5年保証の
コーティング処理車の1年ごとのメンテナンスなんだそうだ。メンテナンスだけでも金10500円也。
こういう金の掛け方もあるんですかね~。Sクラスも最上級ガラスコーティングしたけど、もう10年も
なーんにもメンテしてないけどなあ。
 でもそういや~、あのプジョー君、いやに神々しい輝きが、あの魅力的なリアのヒップあたりに宿って
ましたな~。色は、ブルーイッシュシルバーって感じだったか、そんなでした。


いっやあ、どうなってるのかなあ??

 7日土曜日、アリストをネットで見つけた大和市のCAR BEAUTY PROのショップに預けてきた。
これまで、横田基地横の16号~八王子バイパス~相模原方面16号~246~大和方面とドライブした
中で、圧倒的にすいていてスイスイ気持ち悪いくらい流れた。土曜日の昼から出発にもかかわらず・・・・・
 特に拝島橋までの慢性的大渋滞が、うそのようで小荷田からノンストップで橋を渡れたのは、驚きを
通り越して啞然としてしまった。
 多分、外環道が中央高速とつながって貨物トラックが大幅減少した影響が大きいいんだろうけど、ここは
80年代からすさまじい渋滞のメッカだっただけに、ここまで激変するのかと感慨しきりだった。
 外環道については、環境影響をを極力おさえたトンネル方式が、中央高速連結までの山の部分では
とられた。それでも環境保護派は、影響が否定できないとして猛反対した。たしかにトンネルでも、どこかで
排気するわけだし、振動や音だってゼロじゃないだろうから環境負荷がないわけじゃないだろう。でも、
慢性渋滞地区の環境問題や大渋滞による社会的コストの増大、生産性の低下なども無視しては、成立
しないわけであって、現状を見ればこれで良かったんじゃないだろうか?

 しかし、外環道貫通だけが功を奏したのでもなさそうな気もする。
実は、以前これも渋滞のメッカだった相模原方面の16号もスイスイ流れるのである。混んだのは、
八王子バイパスから16号への合流だけで、せいぜい10分以内だった。
いっやあ、どうなってるのかなあ??
まるで80年代前後じゃないか・・・・いやそれ以上かも。
もう自動車全盛の時代がピークオフし出したのか・・・・・
今のうち走りやすくなった環境を楽しんでおくか・・・・・・
それにしてもこの10年~20年前後はひどかった。
よほど山ん中でも行かなけりゃ、のびのび走れなかったし。


2009年11月5日木曜日

近くの航空自衛隊の基地について

 ときどきお世話になる仕事場の近くに、東京の空を西から守ると言われている自衛隊の基地がある。
11/3の航空ショーで有名なところだ。ここは、表向き住宅街が近いため戦闘機の運用は禁止されている
らしいけど、実際はよその基地から飛来した?機があるためか、結構戦闘機の離陸を見かける。
 大体、F4ファントムやF2なんかみたいな機影だけどよくはわからない。しかし以前横田から垂直上昇して
いくのを目撃したF15なんかに比べると、圧倒的に静かなのには驚く。F15は、近くに雷でも落ちたんじゃ
ないかと思ったくらいだった。ここの基地から飛び立つ機は、おもしろいことに全機、西に飛び出してから
バンクし東へ旋回していく。なんで秩父方面へ向かわないのだろう?もしかすると、米軍の横田空域との
関係なんだろうか。飛び立つときの機影は、圧巻そのものだ。中でも運用されていないはずの戦闘機の
発進がけっこうすごい。まるでバンクしながら離陸してきたんじゃないかと思えるほど、あっという間にバン
ク姿勢のまま飛び出してきて旋回していく。これだけでも結構見ものだと思うのだけど、ここらへんの人に
は日常の光景なのか、誰も見とれる人はいない。

 ターボチャージャー付き双発戦闘機P38の米陸軍、ナンバーワンエースだったボング少佐は、なんとか日
本機には撃墜されずに終戦まで生き延びてテストパイロットになったが、ジェット戦闘機のテスト中に事故死
して肉体は焼けて粉々になってしまった。ナンバー2エースの自信過剰の戦闘機乗りマクガイア少佐は、
公式には、日本軍機と交戦中に失速して墜落死となっているが、これはアメリカ人特有の負け惜しみの強い
事実歪曲で実際は、日本陸軍戦闘機“隼”と正面反航の態勢で撃ち合い、一撃のもとに全身撃ちぬかれて
即死したのが、ほぼ真相らしい。


2009年11月4日水曜日

ターボ車は、嫌いですか?(その3)

 先月、ずっと10数年も乗ってきた、私のメイン車ファーストカーソアラアクティブコントロールサスペンション
仕様を手放し、代わりにネットオークションでアリスト3.0Vを手に入れた。1991年式にもかかわらず、走行
が8.5万Kmだったので結構な値段で下取ってもらえた。先方は、神奈川のトヨタ系列ディーラーで上級
役員までやった方だった。ネットオークションでの自己紹介では、ずっとトヨタにいたとは書いてあったので
もしかしたら、メカニックだった人?かなあと思っていたのだけれど、まさか上級役員までやった御方とは・・・・
 昨日、NHKラジオ深夜便で作家の山本一力さんが出ていて、本当にすごい人、すごいことをやっている
本物は、たいがい口数が少ない、寡黙と言ってもいいくらいなことが通常で、俺は俺は・・・・・という人物に
たいした人物はいない。仮に自分や周囲の環境を語る時は、ちょっと恥ずかしがりながら話しますよね~
と語っていたのと、ちょっと重なる気がした。ここのところネットオークションで出会う人たちに、年輩者でそう
いう人にけっこう出くわす。これも時代なんだろうか。元経営者とか、かなりの資産家だとか、そういう人たち
は、ものの10分話せばだいたいわかるものだ。もしそれが、わからないなら、まだビジネスでの経験と勉強が
不足してるか、相手を見てもみんな同じに見えるウマシカ野郎なんだろう。

 まあともかく、いい取引相手に恵まれて良かった。とりあえず、こちらも車を嫁に出すつもりできれいに
磨き上げ、スタンドの洗車メニューも最上級を施し、車内をすみからすみまでクリーニング仕上げて渡した。
 以前、ソアラ3.0GTリミテッドエアサス仕様に乗っていたのだけど、アリスト3.0Vは同じ3リッターターボ
でも、1時代違う感じがする。前者は、2.5ターボ、後者は、5.5リッターNAくらいの開きがある。
 想像はしていたけど、足回りはソアラ4.0GTアクティブコントロールサスペンション仕様とは、まったく
月とすっぽんだ。ふわふわ落ち着かないダンピングは、1昔前のクラウンそのもの。
 それでも、エンジンのパワフルさは特筆もので、これまで乗った国産では、常用回転域では、もっとも
パワフルと思えた。もっとも、安定性が低いためかスピード感が高く、意外に速度が出ていないという
のもあるけど(笑)それでも、浜須賀道路、第三京浜とまったく余裕のクルージングで、ハーフスロットル
のまま第3レーン走行が可能だった。
 足も確かにダンピングが足りないのは、まちがいないが、かといってそのままトラクションが低いわけでは
ないので、ピッチングのリズムに慣れてしまい、それに周期があるのさえ理解できれば、不安は解消
する。だが、一般ドライバーは、この周期的ピッチングに不安定感を覚えるのが普通だから、ネット上の
評価はとても厳しいものになっている。
 私のメルセデスSクラスなんかと比べると、やっぱり足は全然違うのだけど、これはこれでいいんじゃないか?
と思っている。日本で通常使うのは、せいぜい70~120kmくらい。それ以上なら、話は全然別だが、これくらいの
速度なら、ドイツ車のようなコシの強い足までは、必要ない。タウンスピードなら、ソフトな方が乗り心地はいいし・・・・・・
 
 ソアラ4.0GTアクティブコントロールサスペンション仕様を通算約15年、2台乗ってきたけど、もう足で
乗っていくには、維持費が高い(自動車税8万円弱、燃費5~6km/㍑)のと、良さはあますとこなく味わった
という気がしたので手放した。
 しかし不思議だなあと思うことがある。よく言われることだが、手放そうとすると車がやけに調子良くなって、
まるで手放されたくないよう風を漂わせてくることなんだけど、今回もそんな経験をした。
 エンジンが心まで沁みいるような鼓動とメカニカルサウンドを伝えてくるのは、もしかしたら気のせいかと
も思えるけど、あんなに悪かった燃費が街乗りでもリッター7km走ってしまうようになったのは、ブロック
の削れたADVANネオバのせいだけじゃないような気もするし、各部グリスアップ、オイル添加なんかしてやると、
俄然乗り心地が回復するのを感じてしまったり・・・・・オーディオが昔感動した、あの時の音を出したり・・・・・・
果ては、嫁がす日には、CDオートチェンジャーが不具合を起こし、なかなかCDラックが取り出せなかったりと・・・・・・・・

 車にも心があるのだろうか。物は古くなると、心を持つ、というのは西洋人の言い伝えらしいが・・・・・・