このところ、中々書ける時間がなくて困っている。というのも、はづかしながら別に小遣い稼ぎができる
ブログを持っているからである。ここでは、1円にもならない。それに多少リスクを覚悟しながら、書いてい
るとだんだん、これでいいのか?なんて感じがしてくる。20年来の友人、というか本当は後輩なんだが弁
護士からこんな話を聞いた。
たとえ、ブログとはいえ具体的な企業名を出して書きこむのはやめた方がいいということだった。最近
では、自社の社員をリストラするのにさえ、ちょっとでも社員が抵抗を示すと、人事部が出てきて、解決で
きないと会社は手を完全に引くというか逃げてしまい、顧問弁護士事務所が前面に出てくるのだそうだ。
そんな人たちからの相談がひきもきらないという。終身雇用、年功序列が建前だった日本の企業文化か
ら激変してしまった。
これでは、リストラを言い渡された社員が、犯罪者あつかいである。本人は泣く泣く去らねばならないの
だろう。それもほとんどが、いわれなきことながら能力がない、会社になじめないないと勝手に上司に決め
つけられてのことらしい、要は上のやつに、くだらない難癖をつけられてにらまれたってことなんだろう。
そんな人たちでも比較的、ポジションの高い課長マネジャークラス、部長ジェネラルマネージャークラス
が彼のクライアントに多いということだ。
それは、そうだろう弁護士費用だって馬鹿にならない。それなら、いいとこで手を打ってしおうという人
たちの方がずっと多いんじゃなかろうか。とすれば、こういう企業内いじめみたいので、泣いている人は、
かなりの数になることになりはしないか・・・・・
それでも外資なんかの場合は、最後まで会社がつきあってくれるのだが(私の同期で、すごくもめたや
つもそうだった。そしてかなりの高額条件で退職していった。)、日本社の場合は、法務部がないところ
じゃいきなり顧問弁護士事務所に回されてしまうようだ。別の米国外資の本国本社にずっと、勤めてい
て、ちょっと前退社して今3冊目の本を出した友人にも聞いてみたが、そんな非人道的なこと、外資が
するわけない!と言っていた。それどころか強制的な人事異動でさえ、米国では法に抵触すると言って
いた。
TVなんかじゃ、不祥事を起こした企業が、殊勝に謝罪しているのを頻繁に見かけるが、実際は今の
日本の会社の中はとんでもない封建的なムラ社会なんじゃないだろうか。本当にいやな勤め人世界に
なったものだと思わずにはいられない。
こういうちまちましたところが、日本の遅れた駄目なところだと思うんだけど、こういうのがいやな人は
肌合いも、世界観も全く別世界の米国V8の世界なんかいいんじゃないだろうか。でもちょいと昔は、
手軽に安ーく入れたんだけど、最近はものすごく高くなってしまった。
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