先週、NHKラジオで「90時間ラジオ」、副題「放送90年、放送100年へ」というのがあった。
きみまろの聞きなれたトークで始まり、ついで年配の喜びそうな日本式懐メロと、今で言うベタな
流れでさしたるものとは思わなかったが、最終的には2つ驚かされることがあった。
土曜日だったと思うが、ミッツ・マングローブ氏のトークのレベルが高かった。変にオネエ言葉を
使わず、オーソドックスな話しぶりに終始した。彼は知的レベルが中々のような気がする。
個人的には女装家には抵抗を感じている。特にそのまんま容姿なのは。そこへ行くと、おすぎと
ピーコとかマツコデラックスとかミッツなどはそうでもない。彼ら?はトークがうまい。得意分野は
よく勉強している気がする。聞いていてなるほどと思うことがしばしばある。
最後のエンディングまでの数時間の出演者は、黒柳徹子、篠田麻里子、谷村新司とNHK司会者
だったと思うが、最後のこの時間は聞きごたえがあった。今から思うと保存版だったと思う。
最後はゾーンに入った爆裂トークが続いた。たしか東京タワーから中継とかだったが、黒柳さんの
マシンガントークの内容は普段はあまり表に出ないものではという気がした。そのトークに篠田も
谷村さんも普通についていく。二人がここまで対応できるとは。そう聞きながら途中でNHKで
こんなこと話していいのか、と思う場面もしばしばあった。
籾井会長になってからはずいぶん変わった気もする。かつて親中韓、左翼的、反日的、タブーに
異常に神経質と言われた体質が変わってきたのだろうか。
極めつけは、谷村新司さん明かした、コメンテーターを務めた時は入念に「検閲」を受けているので
中々自分の思っていることを言えないと暴露したことである。知っている限り、タレントが公にした
のはこれが初めてだ。谷村さんは勇気がある。トップシークレットじゃないのかな。
コメントはあらかじめ、こう振られたときどうお答えになりますか?と構成作家に確認されている。
その際の発言は、番組の趣旨からはずれるものであれば、「こうしゃべってください」ということに
なる。逆らえば、早晩降板されるのだろう。そういう世界らしい。
友人が日曜日朝にやっている「サンデーモーニング」のあるレギュラーコメンテーターに推薦された
ことがあるらしく、関係者の面接を受けたと言っていた。それほどトークがうまいやつじゃないので
実力も十分だったかどうかと思うが、まさにこの内容を言っていた。
「そんなに自由がないのか?」
「ああ、全部むこうで、こう話せって決められるんだ。俺は、話したいことを話せないならと言って
断ったんだ。」とのことだった。
大前研一さんの本か寺島実郎さんの本だったかと思うが「TVは真実を伝えていない」というくだり
があった。この「90時間ラジオ」をながら聞きにしてしまったが最後だけはもっとよく聞けばよかった。
後記、
好きだった「ブラタモリ」が帰ってくる。楽しみである。ただし行ったことがある所も珍しくなく、
その気になればいつでも行ける東京の街路ではなく、全国区になるのは少し惜しい。
でも地方の人に楽しみができるのと何より番組が全国区にメジャーになるんだと思えばしかたない。
テーマソングの井上陽水さんの歌を聴いていて思った。前にも3枚組CDを買って気がついてはいたけど、
陽水さんの詩ってかなり意味が破たんしている。いや、意味など考えていない。語感というか
言葉の響きと感性だけで作られているようだ。「すまよぶ」なんて日本語は辞典に載っていない。
普通の人の感覚では無理だ。
大東亜戦争時代の帝国陸海軍エースパイロットをずっと調べまくった結果、ある程度の成果、結論
めいたことが見えてきた。いずれ書いてみたい。
きみまろの聞きなれたトークで始まり、ついで年配の喜びそうな日本式懐メロと、今で言うベタな
流れでさしたるものとは思わなかったが、最終的には2つ驚かされることがあった。
土曜日だったと思うが、ミッツ・マングローブ氏のトークのレベルが高かった。変にオネエ言葉を
使わず、オーソドックスな話しぶりに終始した。彼は知的レベルが中々のような気がする。
個人的には女装家には抵抗を感じている。特にそのまんま容姿なのは。そこへ行くと、おすぎと
ピーコとかマツコデラックスとかミッツなどはそうでもない。彼ら?はトークがうまい。得意分野は
よく勉強している気がする。聞いていてなるほどと思うことがしばしばある。
最後のエンディングまでの数時間の出演者は、黒柳徹子、篠田麻里子、谷村新司とNHK司会者
だったと思うが、最後のこの時間は聞きごたえがあった。今から思うと保存版だったと思う。
最後はゾーンに入った爆裂トークが続いた。たしか東京タワーから中継とかだったが、黒柳さんの
マシンガントークの内容は普段はあまり表に出ないものではという気がした。そのトークに篠田も
谷村さんも普通についていく。二人がここまで対応できるとは。そう聞きながら途中でNHKで
こんなこと話していいのか、と思う場面もしばしばあった。
籾井会長になってからはずいぶん変わった気もする。かつて親中韓、左翼的、反日的、タブーに
異常に神経質と言われた体質が変わってきたのだろうか。
極めつけは、谷村新司さん明かした、コメンテーターを務めた時は入念に「検閲」を受けているので
中々自分の思っていることを言えないと暴露したことである。知っている限り、タレントが公にした
のはこれが初めてだ。谷村さんは勇気がある。トップシークレットじゃないのかな。
コメントはあらかじめ、こう振られたときどうお答えになりますか?と構成作家に確認されている。
その際の発言は、番組の趣旨からはずれるものであれば、「こうしゃべってください」ということに
なる。逆らえば、早晩降板されるのだろう。そういう世界らしい。
友人が日曜日朝にやっている「サンデーモーニング」のあるレギュラーコメンテーターに推薦された
ことがあるらしく、関係者の面接を受けたと言っていた。それほどトークがうまいやつじゃないので
実力も十分だったかどうかと思うが、まさにこの内容を言っていた。
「そんなに自由がないのか?」
「ああ、全部むこうで、こう話せって決められるんだ。俺は、話したいことを話せないならと言って
断ったんだ。」とのことだった。
大前研一さんの本か寺島実郎さんの本だったかと思うが「TVは真実を伝えていない」というくだり
があった。この「90時間ラジオ」をながら聞きにしてしまったが最後だけはもっとよく聞けばよかった。
後記、
好きだった「ブラタモリ」が帰ってくる。楽しみである。ただし行ったことがある所も珍しくなく、
その気になればいつでも行ける東京の街路ではなく、全国区になるのは少し惜しい。
でも地方の人に楽しみができるのと何より番組が全国区にメジャーになるんだと思えばしかたない。
テーマソングの井上陽水さんの歌を聴いていて思った。前にも3枚組CDを買って気がついてはいたけど、
陽水さんの詩ってかなり意味が破たんしている。いや、意味など考えていない。語感というか
言葉の響きと感性だけで作られているようだ。「すまよぶ」なんて日本語は辞典に載っていない。
普通の人の感覚では無理だ。
大東亜戦争時代の帝国陸海軍エースパイロットをずっと調べまくった結果、ある程度の成果、結論
めいたことが見えてきた。いずれ書いてみたい。